面接で好奇心をアピールする際には注意を

公開日: : 最終更新日:2015/12/23 5.希望の面接を突破するために


「色んな事に興味があるので、色んな仕事に興味を持っています」「自分の可能性を広げられるような仕事に就きたいと思っています」…とまぁ、色んな言い方はありますが、上記のように「色んな事をやりたい」と面接で仰る方が沢山いらっしゃいます。こう仰る方の背景にあるのは、自分の好奇心を満たしたいまだまだ自分の可能性を試したいというようなことがあるのだと思いますが、それを面接の場で言うべきことでしょうか?

dc10b4346144b32d185f5aa9b44c51bf_s

決断しなければならないという意識がない

以前から申し上げておりますが、仕事というのは、ご自身の好奇心を第一に満たすものではありません。お客様に満足してもらうことの対価としてお金をいただくということが、まずはじめに来ることではないでしょうか。なので、自分の好奇心を仕事で満たしたい、というような話を面接で語るのは、空気が読めないのではないかと思われます。

一方で、「好奇心を満たしたい」というような発言をしてしまうことも仕方がないこととも思います。それまで可能性を広げることしかしてこなかったわけですから、仕事もその延長上にあるのではないか、という勘違いをしても仕方がないのではないか、という意味にはなりますが。そう、今の教育システムの中では、「決断する」、つまり、「他の可能性を断って、一つに決める」ということをさせる経験が絶対的に少ないように思えます。

仕事をする上では、好奇心は自分の中だけに留めておく

自分の将来のことですから、可能性を色々と残しておきたい、という気持ちもよく分かります。ただ、面接の場で求められているのは、決断すること(他の可能性を断って、一つに決める)ことであり、好奇心を持って可能性を広げるフェーズではないという点です。面接を受けて仕事に就く、というのはそういうことなのです。

もちろん、副産物として好奇心が満たせたり、可能性が広がることは往々にある話です。しかし、それが第一の目的になってはなりません。もしなっていても、それはご自身の中だけに留めておくべきもの。そう捉えていただきたいことだと思います。

スポンサーリンク


関連記事

面接で話すネタがないと困っている人へ

今日は、面接で自分のことを話す際に非常に重要な要素である、経験・解釈・伝達についてお話をしたいと思い

記事を読む

面接で自分のやりたいことを言うときの注意点

先日、ある学生さん達の“業界研究中間発表会”なるものに参加してきました。「業界をしっかりと研究して、

記事を読む

志望動機で“商品・サービスのファン”はありか

「私は人々に夢や希望を与えられる仕事をしたいと思っています。なので、第一志望は“オリエン○ルランド”

記事を読む

面接で結果だけが評価されない理由

学生に「あなたが学生時代一番頑張ったことはなんですか?」って聞くと、どうしても直近の印象深い経験や、

記事を読む

同じ間違いを繰り返す理由

テストの結果を点数しか見ていない人は多い 皆さんは“テスト”は好きですか?まぁ、自分の自信のあるこ

記事を読む

面接で質問する時の注意点

「何か質問はありますか?」どんな選考においてもこう聞かれることは多いでしょう。「何もありません」は正

記事を読む

面接後の質問時間を安易に考えてはいけない

○面接官がガッカリする転職希望者の逆質問 面接官への質問は本当に聞きたいことだけを聞くべきで、

記事を読む

面接官への質問時間を戦略的に

「最後に、何か質問はありますか?」この質問が面接において最後にされる質問となることが多いと思います。

記事を読む

面接で嘘が見抜かれる理由

「あなたが好きです、付き合ってください!」なんてことを“初対面の人”に突然言われたらどう思いますか?

記事を読む

リンクアンドモチベーションの提示する4つのP

リンクアンドモチベーションの方が“人材が組織に求め、組織が人材に提供できる4つのP”という考え方を記

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  • profile1

    運営者:きよきよ

    ドラクエ・FF好きで、ドラクエ10とFFRKは現在進行形でプレイ中。本業はフリーの人事コンサルタント。

    学生と社会人の座談会や、学生をアジアへスタディツアーで連れて行っています。

    東京在住。妻と娘2人の4人家族。

PAGE TOP ↑