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テストの結果を点数しか見ていない人は多い

皆さんは“テスト”は好きですか?まぁ、自分の自信のあることであればともかく、基本的には避けて通れるならば通りたいもの、なんて思う人も多いのではないでしょうか。でも、テストが好きであろうとなかろうと、その結果がどうだったかはとても気になるものではありませんでしたか?点数に一喜一憂し、そして…それ以上は何もないというように済ませて来ていませんか?

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何が言いたいかと言うと、ほとんどの場合、振り返りをしていないのではないかと思います。もちろん、先生はテストの解説をするでしょう。でもそれは、次に同じような問題が出た時に答えられるようにしよう、ではなく、自分の点数がその点数で合っているのか、という所にのみ着眼しているようにさえ思えます。つまり、ほとんど振り返ってないわけです。

日本は“追試”というのを、点数が著しく低い子に対してやるのみで、それなりに点数が取れていれば無罪放免になります。この制度そのものが、今の学生の“PDCAサイクルの力のなさ”に繋がっている一つの大きな原因になっているような気がしてなりません。就活においても同様に、「私にフィードバックしてください!」という質問をよく受けます。そこである程度のフィードバックをするわけですが、それで終わりなのです。

結果しか見ていない人が同じ間違いを犯す

要するに、「結果を聞いて満足」なんだと思います。すると何が起こるかというと、何度も何度も同じ間違いを犯すのです。そんな馬鹿な、と思うかもしれませんが、就職活動の面接など、その典型です。“合格”や“不合格”といった結果を得て満足するのではなく、なぜ合格できたのか、また、なぜ不合格だったのか、そういったことに真摯に向き合えるかどうか、です。

残念ながらほとんどの面接のフィードバックを直接的に受けることは出来ませんから、その内容を周りの友人(理想は社会人)に話をして、何が良くて何が悪かったのかを振り返る必要があります。恐らくほとんどの就活生はこれをしていません。結果が出ていないのであればあるほど、これは必要です。さもないと、何度も何度も同じ間違いを犯すことになります。

多くの場合、“自分が欲しい結果”というものは簡単には出ません。いや、簡単に出るものをあまり欲しいと思わないでしょう。今一度この“PDCAの重要性”を認識して欲しいなと思います。

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キヨカワ

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