面接で事業内容を聞かれたら
中途の方との面談や、会社説明会を受けていない学生さんとの面談の時、実は、求職者を試すような(?)質問をしています。それは、「当社の事業内容を話してもらう」ことです。初めてお越し頂くので、当然、私の方からも当社の説明をさせて頂くのですが、その前に、「今ご理解頂いている範囲で構わないので、当社がどんな会社なのかを教えていただけますか?」というように質問を投げかけます。実は、ここでどのように答えて頂けるかで、合否に大きく関わってくると言っても過言ではありません。では、どんな所を見ているのか?大きく3つあります。
1.当社に対しての関心度。
これは分かり易いところですね。今は昔と違ってホームページというものがありますから、情報を得ようと思えば得られる状況にあります。それに今私が書いているブログや、最近ではツイッターなどもあるので、情報を収集しようと思えば、かなりの情報が得られるでしょう。そんな状況において、“ほとんど答えられない”というのは問題外デス。ただ、やはりホームページ等々だけでは分かりづらい所もあると思うので、それだけではもちろん判断しませんが、とはいえ、「ちゃんと見てきてくれているな」と思わせるような説明が出来るかが、ここでは一番のポイントと言えるでしょう。
2.説明をする際の話し方
これは“内容以外”の、“顔の表情”や“言葉遣い”を見ています。1にも関連しますが、ちゃんとホームページ等々を見てくれば、それなりの表情をされると思いますし、見ていなければ、途端に自信がないような表情をするようになります。(これは物凄く分かり易く顔に出ます焦る)言葉遣いは適切な敬語が使えるのか、ということ位ですが、意外に落とし穴になるポイントなのでご注意を。
3.説明をする際の話の展開のさせ方
簡単に言えば、“相手に分かり易く伝えられるか”というような部分ですね。収集した情報をきちんと自分の中で整理をしていて、相手に分かり易く伝えられるように準備しているか。…という意味ではまず、“準備”している人はいないでしょう。そんな“準備”をしていない状況だからこそ、その人の普段のコミュニケーション力を見ることが出来ると思っています。
以上3点、何でもないような質問ですが、色々な所を見ています。何はともあれ、こういったものは事前の準備さえしっかりとしておけば出来る事です。逆に言えば、準備なしに面接に向かうというのは、「相手に興味ない」という意思表示と同じなので、興味が本当にないならともかく、興味あるところを受けているのでしょうから、しっかりと準備をして臨んで下さいね。
スポンサーリンク