副業で稼ぐ近未来の当たり前

公開日: : 最終更新日:2016/01/08 1.キャリア構築の大枠の考え方


“ウバライゼーション”という言葉をご存知でしょうか。ウーバー(Uber)というタクシー配車サービスで、タクシードライバーでない人間もドライバーとして登録ができ、乗りたい人とドライバーをマッチングさせるというサービスです。日本では東京の一部のみ(2016年1月現在)のようですが、世界的には非常に広まっているサービスの代表格。

このサービスの着眼点としては、“使っていない車”“余っている時間”をスマホなどのデジタルツールによって必要とされる人をつなげられているという点です。サービス内容は違いますが、Airbnbのサービスについても同じことが言えます。こういったビジネスが台頭してきている現象を、“ウバライゼーション”と呼ぶそうです。

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“空いている何か”をデジタルで繋げる

UberやAirbnbが代表的な“ウバライゼーション”のように思われていますが、要は“空いている何か”を有効活用してきているビジネスはこれまでにも存在しています。例えば、航空会社が空いている席を格安で提供するというのも、空気を運ぶより(空席のまま飛ぶより)良いという側面からでしょう。

また、航空会社のような分かりやすい例だけでなく、日本駐車場開発という企業が行っているのは、駅前などに位置し、駐車場を持つ企業に対して営業をかけ、使っていない駐車スペースをまとめ借りし、周辺のコインパーキングよりも安く貸し出すようなサービスで上場している企業があったりします。このように、“空いている何か”を有効活用するような流れは、ここ数年で爆発的、しかも世界的に進みつつあるのが昨今のトレンドではあります。

法規制があることは多いが、ユーザーに確固たるニーズがあれば流行る

ただ、Uberなどのサービスが手放しで世界に受け入れられているかと言えば、そうではないのが実態です。多くの国で、それぞれの法規制に引っかかっており、それらとの兼ね合いをどのように付けていくのかがこれからの課題です。しかし、法規制がどのようなものであろうとも、そこにユーザーに確固たるニーズが存在してくれば、法規制があろうとも行政が無視することはできなくなるでしょう。その最たる例が現在のAirbnbですね(2020年のオリンピックに向けて、圧倒的に宿泊施設が足りない)。

このような流れを受けて、多くの企業が“ウバライゼーション”の発想を持ってサービスを展開していくことになるでしょう。そういった“ウバライゼーション”に基づいたサービス、「私には関係ない」と思ってしまうと、非常に大きなチャンスを逃してしまうかもしれません。

サービス初期段階で“提供者”になれば、大きな先行者利益も

“ウバライゼーション”のビジネスの多くは、CtoC(コンシューマー トゥ コンシューマー)であることも非常に多くあります。もちろん、あなた自身がそのサービスの“利用者”になることはもちろんですが、サービスの“提供者”にもなり得るということです。副業というものが基本的には認められないのが正社員ではありますが、場合によってはこのようなサービスを利用してお金を稼いでいくということが当たり前の時代が来る可能性が出てきているとも考えられます。企業に定年まで勤めることが当たり前と考えられていた時代ではもうないのが事実である以上、このような選択肢をきちんと把握しておくということは非常に重要なことではないでしょうか。

また、これはサービスの“提供者”になる上で非常に重要なことですが、そのサービスが流行る前にいかに早く“提供者”になるかというのは非常に重要です。もちろん、そのサービスが流行るかどうかはもとより、そのサービス自体が法規制によって禁止されるという可能性もあります。そのような様々なハードルを越えてはじめて流行るようになるわけですが、そういった際の先行者利益は非常に大きいものになるのです。なので、そういったサービスが始まった際には、「とりあえずやってみる」ということは非常に大事なことになってくるでしょう。

とりあえずやってみることの重要性

「とりあえずやってみる」ことは、実は先行者利益を得られる可能性を得るということに留まりません。先行者であれば、それをこれからやってみたいと思う人に対して、それらのアドバイスができる人にもなり得ます(実はそういった形で儲けられる可能性もあるわけです)。ゴールドラッシュで一番儲けたのは、実際に金を掘る人ではなく、その周辺産業(スコップ等の製造メーカーや、作業服(ジーンズなど)の製造メーカー)こそ儲かったという話もあるわけです。

このように、“ウバライゼーション”に着目し、「とりあえずやってみる」ことはどのように転んだとしても大事なことのように思えます。私も引き続き、世の中の“ウバライゼーション”化に着目し、必要とあればこちらで発信して参りたいと思います。

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