英語を活かす転職の需要は少ないという事実

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GWも明けましたね。何処かに出掛けられた方、ゆっくり過ごされた方、それぞれかと思います。2日と6日を休めばかなりの長期間のお休みになった今回のGWですが、このような長期のお休み且つこのGWという時期柄、自分自身のキャリアについて改めて考えるという方も多いようです(某転職サイトもこのGW明けを狙って?なのかCMをバンバン流していますしね)。そんな中だからなのか、こんな記事を見かけました。

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英語の需要は少なく、マネージャーや営業経験が欲しい

“英語は需要少 アラサーの転職市場で価値高める経験は2つ”。このタイトルで記事が上がっていたのは日経WOMAN。昨日の記事でも“重要なのは英語ではない”という旨の話をしていますが、ここでも改めてそれが言い直されているように思えます。いや、記事の話を正確に申し上げれば、「ビジネスシーンでの英語利用の十分な経験がないと、ほかの候補者との圧倒的な差別化にはなりません」という話。ただ単純にTOEICが何点だから~ということはあまり求められていないということです。

それよりも求められていることということとして、“マネージャー経験(部下の育成経験)”や“営業経験”というものが挙げられていました。恐らく多くの会社において、「確かにそのポジションは欲しいな…」と思うようなところではないでしょうか。何度も当サイトで申し上げていますが、転職するにしても何にしても大事な考え方として必要なのは“需要と供給”の考え方です。世の中から必要とされるスキルや経験(需要)に、自分自身のスキルと経験(供給)を考えた上で、需要の方が勝っているところをきちんと伸ばしていくことがこれからのキャリアを考えていく上では本当に重要なことです。

自分のキャリアを0から考えてもいい時期

このようなことを言いながらも、先日の記事でも申し上げたとおり、今は非常に転職等がしやすい環境にあることは間違いありません。ともすると、自分自身が今までは考えもしなかった企業から内定を貰うなんていうことも起きやすい時期であるわけです。そういった意味でも、異業種・異職種への転職さえ考えられる、自分のキャリアを0から考えてもいい時期のように思えます。そのようなことを考えた際に、本気でこれからどのように自分自身のキャリアを積んでいくべきかを真剣に考えてみる価値のある時期とも言えます。

今のこの景気はまず持って東京オリンピックまでです。それまでの時期にオリンピック後においての自分自身の身の振り方をしっかりと考えておくことが本当に大事な時期に差し掛かってきていると思います。目先でやりたい仕事を選ぶことも大事ですが、長期間に渡って働くつもりであるならば、オリンピック後のことを考えておくことはしておいて絶対に損はないことです。ご自身のキャリアについてしっかりと向き合ってみる一つの機会にしていただければ幸いです。

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キヨカワ

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