社会人になって化ける人の条件
先日、就活をしていたサポートしていた子(現在社会人1年目)と会う機会がありました。実はその方は前職の会社を受けていて、前職の会社からはお断りのメールを送っているのですが…今となってはそのことを本当に後悔するほど、「イイネ!!」と思う社会人になっていました。
面接は、その面接時における能力の判断になる
こういう時、「俺、人を見る目ないな…。」と密かに自己嫌悪に陥ってしまうのですが、こういうことは知らないところでたくさんあるんだろうな、とも思います。当たり前ではありますが、今の日本の多くの企業が採っている選考方法では、ある一点である面接時におけるその人の能力を重視し、合否を判断する傾向にあります。(まぁ、面接する期間は長くとも1~2ヶ月程度な訳ですからね)
でも一方で、企業側はこんなことも思っているわけです。「新卒の能力に差なんて殆どない」…ヲイ!と突っ込みたくなるでしょう。でも、実際、新卒からバリバリと活躍出来る人というのもごく少数というのも事実としてあるので、実際に“差”というのは本当に微々たるものです。ところが、それが数年経つと、実に大きな差が出来てくるのも真だったりします。それは必ずしも、入社時に「能力が高い」と思われていた人間が“差”を付けられるかというと、そうでもないのです。
社会人になってからの差は何から生まれるのか?
ではなんなのか?一言で言えば、スタンスだと思います。その仕事に対してどういうスタンスでいるのか?その会社に対してどういうスタンスでいるのか?また、この社会に対してどういうスタンスでいるのか?こういった所から大きな“差”が生まれてくると思っています。
冒頭の学生さんなどはその典型で、正直な話、就活中に出会った頃は本当にひどいものでした。でも、色んな会社から断られる中で気付いたのでしょう、今までの自分が採っていた“スタンス”ではマズイということに。そこからその学生さんは変わったのだと思います。もちろん、すぐに結果は出ませんでした。ただ、そのスタンスを貫き、努力し続けていました。結果は…冒頭の通りです。
どういうスタンスで生きるかをいつ気付けるかが鍵
一般的に能力が高いと言われる学生さんはたくさん居ますが、実はそれほど脅威を感じません。ただ、今回の学生さん(現社会人1年目)からはかなりの脅威を感じます。どういうスタンスで生きるかということにいつ気付けるかによって、その人の人生が大きく変わるのだと思わずにはいられません。今何かが上手くいっていない、それは自分自身の“スタンス”がおかしいのかもしれない。そんなことが言えるのではないかと思う今日この頃。
スポンサーリンク