目標達成できない人が目標達成できる人になるには
“一年の計は元旦にあり”とよく言うものではありますが、今年の目標を立てられた方も多いのではないでしょうか。もし目標を立てていらっしゃる方であれば、恐らく昨年も同じことをしているハズ…昨年の目標は達成しましたか?(笑)達成したかどうかはともかく、せっかく立てる目標、せっかくですから達成したいですよね。
ちなみにあなたは立てた目標は達成できるタイプですか?もしそういう方であれば、今回の記事をお読みいただく必要はないかもしれません。私は心が弱いので、立てた目標を“自分ひとりで”達成できることはほとんどありません…。なので、今回書いているのは、私のように心が弱くても目標を達成するための方法、と捉えていただければと思っております。
達成できない原因は“忘れる”から
まず、立てた目標が達成できてこなかった原因を考えてみましょう。「違うことに目移りしてりまった」「サボってしまった」「それほどの目標ではなかった」などなど、色々と言い訳は出てくるのではないかと思います。このような“言い訳”に共通するものが実はあるのですが、それは何か分かるでしょうか。
それは、“忘れる”ということです。日々生活を送る中で、私たちは良くも悪くも様々な刺激を受けます。年始はお休みである方が多いと思うので、その時点ではしっかりと「○○(目標)を達成しよう!」と意気込むのだと思いますが、仕事が始まり、その目標のことばかり考えていることもできず、立てたはずの目標を“忘れ”、気付けば時間だけ経っているということが多いのではないかと思います。
立てた目標を紙に書く。でも、できないですよね?
では、立てた目標を“忘れない方法”を考えてみましょう。「立てた目標を紙に書いて、自分がいつも見えるようにしておく!」。いいですね。よくある方法です。でも、やらないですよね?(笑)もし、そのような方法を実践できているような方であれば、目標達成できているはずです。でもしない。それが実態でしょう。「紙に書くことさえできないのであれば、そもそも目標達成なんてできないんじゃないか」と思うわけですが、達成する方法があります。それは、“他人から強制される”ということです。
自分が立てた目標であるかどうかはともかく、仕事上で“目標を達成した経験”は多くの方はあると思います。もっと言えば、“(強制的に)達成させられた経験”かもしれませんが。新人の頃は仕事でどのように目標を達成するのかということは恐らく分からなかったのではないかと思います。そんな中でも立てた(立てさせられた?)目標を達成できたのは、その目標と一緒に伴走してくれた上司・先輩のおかげ(せい?)ではないでしょうか。
目標達成のポイントは“強制力”と“達成した人からのアドバイス”
上司・先輩が伴走してくれることによってなぜ目標達成ができるのかということをもう少し突っ込んで考えてみましょう。一つは“脅迫感”ですかね(笑)仕事をしてお金をいただいている以上、上司・先輩に対して(反感は持つかもしれませんが)基本的に彼らの指示に従うことが多いのではないかと思います(それを突っぱねて結果が出せる方は能力の高い方ですね)。“脅迫感”かどうかはともかく、常に目標を忘れさせないように促される環境が作られているということは見逃せないポイントです。
もう一つは、彼ら(上司・先輩)が、これまでに目標を達成してきている存在であり、彼らから直接指示なり、アドバイスなりを受けられるということでしょうか。彼ら(上司・先輩)の指示は、彼らがこれまでにどのように目標を達成してきたかということをもとに指示なりアドバイスなりをしてくれていると思います(悪意がない限り)。つまり、目標達成する上で最短距離を走るのに必要なことを指示、アドバイスされているからこそ目標が達成できるということですね。
塾のような場所が目標達成しやすいのは、目標達成のための環境があるから
重要なポイントがまとまってきました。これらの考え方をご自身の目標達成に応用していきます。ポイントは、(脅迫感かどうかはともかく)常に目標を忘れさせないような環境を作ること、そして、立てた目標を達成してきている人から指示なりアドバイスなりをもらえる環境を作ること、この2点になります。
受験や資格取得のために塾に行くことがあろうかと思いますが、そういった場所に行くことは“勉強するために行く”ということは二の次のように思います。要するに、“強制的に勉強する時間を確保する”ために行くような場所です。そして、教える人の多くは叶えたい目標を達成している方が多いのではないでしょうか。そんな場所だからこそ、目標達成しやすいのだと考えます。
自分自身の習慣の中に目標達成の時間を確保する
最後に習慣の話を。目標達成できるかどうかというのは、結局は自分自身の習慣の中に“目標達成する時間”をきちんと組み込めるかどうかなのだと思います。習慣の中で“目標達成するための時間”がきちんと確保できている状態があれば、目標達成することは難しくないでしょう。結局はこの“習慣”の中に“目標達成するための時間”が確保できるかどうかなのだと思うのです。
その習慣の中に入れ込むため、“強制的”に自分自身を当てはめるような環境を作ったり、達成するためのアドバイスを得られる環境を作るということは、目標を立てた初期段階においては非常に重要なことだと思います。そう、あくまでこれは“初期段階”の話です。自分自身が“強制的”にそのように仕向けられずとも、習慣の中で自然と実践することができるようになれば、いつまでも“強制的”な環境に身を置く必要はないのだと思います。
習慣という人間の習性を上手く使えるかどうか。それが目標達成できるかどうかの分かれ目になるのではないかと思います。
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