目標・目的達成に対して最大の障害とは

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「海外と繋がるような仕事がしたい。」これが私が自分で起業した理由の一つです。今ようやくその芽が出ようとしているところではありますが、起業してから丸2年経ってようやくこういった状況を作ることができました。それはそれで良かったことではあるのですが、非常に遠回りしての今という事実があります。

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目的・目標達成の一番の障害は“自分自身の心”

何か自分自身の目的・目標を達成する上で、一番の障害になりやすいことはなんでしょう。お金、時間、スキル、人脈等、色々と答えはあると思いますが、結果として“自分自身の心”であることが多いように思います。例えば私の場合。海外と繋がるような仕事をするのに、別に“起業”というような選択をわざわざする必要はなかったはずです。海外に出て、海外の現地企業に就職する。もしかすると、それだけで当時の自分の目的・目標は叶えられたように思えます。でも、結果としてそのような選択をせず、非常に遠回りな“起業”という選択をしているわけです。

確かに、“起業”をすれば、事業内容は自分で決めることができるし、海外とビジネスを作っていくということを“物理的には”できると思います。とはいえ、海外との取引先はおろか、事業内容をどうするかに至るまで何をすれば良いのかということが全く見出せず、時間だけが経ってしまっていったというのが起業当初になります。こんな状態で海外と繋がるビジネスなどできるはずがない状態だったわけです。

言い訳を色々するも、結局はびびっていた

そもそもなぜ、海外と繋がるビジネスをしたかったかと言えば、移住をしたいという希望があったためです。「いかに成長している市場でビジネスをするか」という重要性を痛いほど感じていたサラリーマン時代の教訓を活かし、成長市場でビジネスをしたいという思いがあることは大きな理由の一つです。また、私自身留学経験があり、きちんと自分自身の意見を言うことができる同世代の友人を目の当たりにし日本での教育に危機感を覚えたことと、今私の子供たちに日本の教育をあまり受けさせたくないと思ったことがもう一つの大きな理由でしょうか。

このように“移住をしたい理由”が私の中ではある程度明確ではあったのですが、何だかんだ自分で自分を正当化して、そのような決断をしてきませんでした。例えば、今現地企業に就職したら給料が下がるとか、家族も一緒に行ったときに家族がきちんとその環境に適応できるかわからないとか。色々と言い訳をしていたのですが、実は全部嘘で、詰まるところ“自分自身がその決断をすることに対してびびっていた”というのが本当の理由だったように思えます。

自分自身の心が邪魔することを戒めとして覚えておく

「飛び込んでみてダメだったら撤退すればいい」という話を起業をしてからもよく思うことではありますが、やはり言うは易しですし、そこに対して自信がないとやはり踏み込めないという自分に改めて気付かされた瞬間でもあります。とはいえ、その飛び込むということをしないと何かを得ることもできないことも事実であり、飛び込んではじめて分かることもたくさんあるわけです。

“虎穴に入らずんば虎児を得ず”という言葉がありますが、現実に“虎穴”ほど危険なことはほとんどありません。結局、その目的・目標をどれだけ本気で叶えたいのかということが現れるのが、この“自分自身の心”という障害を超えてでも叶えたいかどうかのように思えます。その当時はもとより、今ももしかしたらそこまでの強いこだわりをこの目標に対して私自身持てていないのかもしれません。

自分が立てたせっかくの目標・目的。それを邪魔しているのは他ならぬ“自分自身”ということを自分自身への戒めも含めて、覚えておきたいことだと思います。

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キヨカワ

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