面接で自分の発言に共感してもらう方法

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面接において大事なのは、自分が話していることを面接官に“共感”してもらえているかどうかというポイントです。基本的に面接にいらっしゃるのはいわゆる“大人”ではあるので、流石に言っていることが理解できないというレベルの方はそうそういません。でも、“理解”というレベルを出られない方はたくさんいらっしゃるのですが、その上に位置する“共感”というレベルでお話出来る方はそれほどいらっしゃらないというのが印象です。なので今日は面接官に“共感”してもらえるように話をしましょう、という話です。

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相手に共感してもらうまでのステップとは

自分の意見を相手に共感してもらうにはどうしたら良いでしょうか?便宜的にではありますが、共感というものに至るまでに3つのステップがあるように思えるので、それぞれのステップについて説明したいと思います。

1.言語的に理解できる:これは先に申し上げた話している内容が理解できることですね。

2.論理的に理解ができる:言っていることが論理的には理解ができる状態。ただ、共感に至るには足りないものがあります。

3.価値観が合致している:論理的に説明できるだけでなく、その価値観も合致する。そうすると“共感”が得られます。

身近な社会人とコミュニケーションを取ってみると分かる

ということで、“共感”を得るためのハードルは実は非常に高いのです。面接をしていて感じるのは、3はおろか、2さえも怪しい方が特に学生さんには見受けられます。それはなぜかと言えば、社会人とのコミュニケーション量が絶対的に足りないからです。なので、まず2をクリアするには、自分が面接で話すであろうことを、身近な社会人に話してみるということです。

恐らく、これをほとんどの方がやっていません。もしやっていたら、「それは社会人からするとちょっと的外れな話でしょう」ということを、たいてい指摘されるからです。それを面接という本番において、真顔でお話される。その時点で“共感”されなくなる可能性だってあります。以前から、社会人とのコミュニケーションが圧倒的に足りないという話をしてきましたが、そういった所にも現れてきます。面接という本番ではないところで、自分をもっと試していって下さい。それなしに面接に挑むのは、かなりのリスクを背負って面接に臨んでいるようなものですから、是非、身近な社会人とそういった話をしてみて下さい。

共感を得たいならば、相手のことを知る(企業分析)は必須

そして肝心の3についてですが、これは完全に企業分析の分野の話になります。会社のHP等、会社のアウトプットを自分なりに解釈して、仮説を立て、できればOB訪問等してその答え合わせをし、出た答えを持って面接に臨む。これ以上に“共感”を得られる方法はあるでしょうか。ともあれ、自分自身が今どこで躓いているのか、ということをまずは把握すること。その上でそれぞれの症状にあった対処をされることをオススメします。

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キヨカワ

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