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「こんなに努力しているのになんで評価されないんだ…」こんなことを思ったことはないでしょうか?これから就職活動を始める皆さんに予告しようと思いますが、この就職活動において、多くの人が上記のように思うことになるでしょう。「こんなに頑張っているのに、なぜ、内定が取れないんだ」と。もちろん、それをバネにして頑張る人もいるでしょうし、逆に落ち込んでしまう人もいるでしょう。そんな時に今日の話を思い出して欲しいなと思います。今日は、世の中は“相対評価”だという話。

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世の中は“相対評価”と知る

“相対評価”という言葉自体はご存知ですよね?誰かと比較されて、相対的に評価されるというやつです。その対義語は“絶対評価”で、「90点いったら評価はA」みたいなものですね。もちろん、どちらの評価方法が良いというものはありません。が、残念ながらこの世の中の仕組みの多くは“相対評価”になっています。

この“就職活動”というものもそうです。(一部、“絶対評価”的な側面もありますが…)どういうことかと言うと、多くの人にとって人気の企業ほど、受かりづらいということです。当たり前に聞こえるかもしれませんが、そういった分野に対して人並み以上に適性があったとしても、そういった人が沢山集まるような企業ならば、競争は熾烈だということです。これは逆もまた然りです。あまり他の人に注目されないようなところであれば、競争はさほどでもない訳です。(ただ、勘違いしないで頂きたいのは、受かるのが簡単だ、という訳ではありません。その中で一定のラインを超えてこなければ、当然、内定は出ません)「あの子は能力が高いのに、なぜ、内定が取れないんだろう?」そんな学生さんが必ず出てきます。

能力が高いと思われていながら結果が出ない理由

その理由はいくつかあるとは思いますが、多くの場合、勝負するフィールドを間違えているというケースをよく見ます。一般的にはレベルが高いかもしれないけれども、そこに受かるまでの実力は、残念ながらないと判断されている、ということです。そして、そういった人に限って変にプライドが高く、方向性を変えられずに内定がいつまでも取れない、そんなことが起こるのです。

実はコレ、社会人になっても同じことが起こります。この就職活動で、非常に優秀な人達が集まる企業に入社出来たとしましょう。そういった企業であればあるほど、社内での競争は熾烈です。逆に、そうでもない人達(というと語弊がありそうですがあせる)が集まる企業だと、競争はそうでもない訳です。この2社にいて、同じだけの努力をした時、どちらが評価され易いかは想像に難くないでしょう。そして、どちらが“1番”を取りやすいか、というのも。何でもそうですが、“1番”になれるというのは非常に魅力的なことです。自分の自信になることはもとより、周りの人に“1番”頼られるようになります。それがモチベーションとなり、更に努力を重ねていく。そんなことが出来ます。一方、前者の場合は、1番が取れればもちろん良いのですが、中々取れないのが実態でしょう。努力しても目に見えるほど報われない、そんな日々を送ることになるかもしれません。なので、“後者”に行きましょうと、単純にはいかず、“後者”に行くと、レベルが低いことに慣れてしまう可能性もあります。逆もまた然りですね。

プライドを捨ててブルーオーシャンを狙うことも一つの解

と、ここまで話をして、あなた自身はどうしますか、ということになる訳です。さあ、どうしましょう?…なんて、明確な答えが存在するわけではありません。が、“後者”を選ぶという選択肢を持っている人は、それほどいないんじゃないかと個人的には思っています。このようなのブログを見てくれているような方ですから、恐らく多くの方は成長志向が高いのではないでしょうか?

そんな方は殆どの場合、“前者”を選ぶはず。もちろん、それはそれで間違いではありません。でも、本当にあなたにとって“正解”でしょうか?世の中は“相対評価”。ブルーオーシャン を狙うというのも、一つの解です。

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キヨカワ

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