研修がつまらないと思っている人へ

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Googleの収益モデルは何か?

皆さんは“Google”がどのように収益を上げているかをご存知ですか?ユーザーとしての皆さんがお金を“Google”に支払っている、ということはほとんどないでしょう。では、どのように収益を上げているのか?当たり前ですが“Google”はボランティア団体ではありません。














いかがでしょうか?“Google”は主に“広告”で成り立っています。そう、検索結果の上部や右側、また下部に出ている“広告”というやつですね。広告業界では当たり前のことですが、あまり一般ではないようです。最近はこういったインターネットを始めとし、フリーペーパーなど、“タダ”で取得出来るかのように錯覚させられることが世の中に増えてきています。(前に“FREE~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 ”という書籍も流行りましたね)

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大学の一講義はいくらかを計算したことはありますか?

ただ、ユーザーにとって“FREE”に見えているだけであって、本来的には“FREE”ではなく、他の誰かがその費用をどこかで負担しているのです。自分が負担している感覚がないと、そのこと自体を非常に軽く扱ってしまいます。大学の講義をサボる、というのもこれと同じでしょう。学費を講義数で割ると、大体1つの講義が5,000円くらいします。毎回5,000円を払って講義を受けている実感はあるでしょうか?

企業で研修があることは当たり前ではありません

実は、企業の多くの新入社員教育担当者の悩みは、実はここにあります。研修してもらうのが当たり前。そんな感覚で研修を受ける社員が多い。申し訳ないけれども、企業という場所は“学ぶ場”ではありません。今まで皆さんが“学んで”これたのは、皆さんがお金を払っていたからです。企業に入ればお金を貰うわけです。

研修が受けられることを絶対に当たり前と思わない方が良いですね。まず、研修が受けられることを感謝し、自分が支払っている時のように真剣になれるか。そういった姿勢が益々問われる世の中になってきていると思います。

P.S.
「自分自身をより成長させるには自分に投資しなくてはならない」当たり前のことですが、これが意外と腹落ちしていない人が多いように思えます。タダでなんでも貰おうという感覚しかない人は、恐らく成長出来ないでしょう。easy come, easy goなんて言葉がありますが、簡単に手に入るものは簡単に手放します。

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キヨカワ

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