面接に遅刻したら

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面接で遅刻する…ということはあってはならないことではありますが、電車の遅延をはじめとした不測の事態で遅れてしまうことというのもあるでしょう。そういったことも含めて行動できるか、ということが社会人になって求められることではありますが、遅刻してしまったという事実に直面した時にどのような対応を取るかで面接の合否に大きく関わることがあります。

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まずは遅刻が分かった時点で早めに電話連絡を

まず、当たり前のことになりますが、遅刻することが分かった早目の段階で先方に連絡を入れることです。予定時刻の5分前くらいに連絡される方がいらっしゃいますが、それは現地にほぼ着いていて迷ったなどの理由を除いてNGです。5分以上遅刻するほとんどの場合、10分以上前には遅刻することが分かるはずです。遅刻するかしないか微妙なところ、という時にも連絡を一本入れておくのが理想です。結果として間に合ったとしても、そこに対してマイナス評価が付くことはないはずですから。また、連絡は必ず“電話”でお願いします。言うまでもありませんが、メール等ではリアルタイムで見ていない可能性がありますから。

また、電話をした結果、後日の日程で面接を再調整される可能性もあります。それはそれで先方の指示に従いましょう。遠方から来た際は困ることもあろうかと思いますが、そうなってしまったのは自分の責任と捉え、企業側に判断を委ねた方が無難です。

謝罪は面接官だけでなく、その関係の方々にも

電話をして遅刻を許されて現地に到着した際ですが、まずやっていただきたいのが「呼吸を落ち着かせること」です。走って来られる方もいらっしゃいますが、息をはあはあしながら受付に行くのは止めましょう。受付の方も「まず落ち着いてください」と声に出さずとも思っているはずです(当然、コートとかは脱いでおいてくださいね)。ただ重要なのは、その受付の方に対しても「連絡は入れさせて頂いているのですが、申し訳ありませんでした。」という旨の話を入れ込んでおくと良いと思います。面接用の受付は普通の来訪者とは別の方が対応されるケースも多く、受付時の様子を面接官が聞くこともありますし、受付の方が遅刻する旨を知っているケースも多いです。まずは受付の方に謝罪、です。

そして面接官にお会いするのだと思いますが、またその場で謝罪することは当然必要です。また、そんな中でも面接の機会をいただき、ありがとうございます、という旨も含めていただいた方がよりベターですね。あと、新卒の場合特に気を付けたいのが、それがグループワークなどの複数名による選考だった場合、他の学生さんたちに対しても謝罪の言葉は述べた方が良いでしょう。

マナーが徹底できているという自分をアピールできる場に

最後に退出する際です。最後の最後にまた「謝罪」…というのは流石にやりすぎな印象はあるので、そこは謝罪する必要はないと思います。ただ、そこまで徹底して「謝罪」してきているわけですから、最後まで気を抜かず、コートは屋外に出てから着るとか、会社を出たすぐのところで他の学生と喋ってしまうとか、面接官がマナー的にNGだと感じるようなことは絶対にしてはなりません。あくまで、遅刻の際だけでなくマナーが徹底できている人なんだな、という印象を持ってもらうことが大事なのです。

遅刻は極力避けるということが鉄則ですが、遅刻というピンチにこそマナーをアピールできる格好の場でもあります。万が一遅刻した場合、これを覚えておくと良いかも!?しれません。

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キヨカワ

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