毎日がつまらない中年男性72%

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嵐の大野くんが出演しているドラマ「世界一難しい恋」を妻が昨日見ていたのを横目で見ていました。内容についてはネタバレしてしまうのであまり言及しませんが、昨日は“待つ”ということが一つのキーワード。“待つ”しかない、という状態は本当に辛いですね。そのような状態だとクリエイティブな仕事は本当にできなくなります。精神状態というものは想像以上にパフォーマンスに影響します。

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毎日がつまらない中年男性72%

悩み事の一つや二つは誰しもあろうかとは思いますが、年齢を重ねてくるにつれ、自分の悩みはもとより、自分以外(家族等)の悩みも増えてくるように思えます。そのような様々な悩みを抱えながら、それでも日々生活していかなくてはならないわけです。そして、以前から申し上げているように、これからの時代は終身雇用ではないと思っていた方がいいわけですから、その前提を外しながら、様々な悩みを抱えつつ年齢を重ねていく必要があるわけですね。キャリア以外の悩みについて私が何かアドバイスできるかと言えば月並みな話しかできないので、あくまでキャリア(仕事)というものにおいて精神状態を崩すような状態を避けるためにはどうしたらいいかという観点で話ができればと思います。

ちなみに皆さんは最近SPA!が出していた記事で、「毎日がつまらない中年男性72%」というものがあったのをご存知でしょうか。ネットで検索すると様々なメディアが取り上げているので興味があればご覧いただきたいのですが、見に覚えのある方も多いのではないでしょうか。かく言う私もサラリーマン時代はそう思っていたきらいがありました。むしろ、そのように思わずにサラリーマンがやれているとしたら、それは非常に稀なことと言っても過言ではないかもしれません。

毎月の給料は安心感と共に怠けさせる環境を与えている

なぜ“つまらない”のかと言えば、日々普通に生活していることが“当たり前”になっているからです。もし、「明日食べるものがないかもしれない」という危機感を持っていれば、「つまらない」という単語は生活からなくなると思います。そんな「つまらない」と感じる暇などなく、何とかしなければならない思いで必死になるでしょう。そのような危機感をどうしてもサラリーマンは持ちづらいと思います。なぜなら、毎月給料が自動的に支払われるからです。

これは日々生活するに当たり、想像以上に安心感を与えているものであり、もしそれがなくなれば想像以上に苦しいということにも気付きます。起業やフリーランスで活動すると正にそのような環境になり、起業やフリーランスになりたくてもならない最大の理由はここにあるような気もします。ただ一つ、間違いなく言えるのは、起業やフリーランスの方々の多くの方々は危機感を持ちながら仕事をしているように思えます。

敢えて不安定な環境に身を置き、努力せざるを得ない環境を作る

この危機感というものが努力に転化しやすい環境が起業した方やフリーランスの方々には多いということは事実としてあるように思えます。一方で、サラリーマンの方々は、怠けようとは思っていらっしゃらないかもしれませんが、どうしても向上心を持って仕事をもっとより良いものにしようと思えるかというと、そう思いにくい環境にあると思います(もちろん、そうではない方も多くはいらっしゃるでしょう。ただ、基本的に人は怠け者だとも思っています)。

このような理由があるからこそ「毎日がつまらない中年男性72%」という現象が起こるわけで、非常に自然な話であるわけです。どんな環境でも努力ができる人というのは、それはそれだけで“才能”だと思います。もし、ご自身がそうであれば問題ありません。もしそうでなければ、敢えてそうではない環境に自分自身の身を置くことも一つの方法だとも思います。私個人としては完全に“怠け者”側です。だからこそ起業して、自分を追い込むことで努力する方向に追い込んでいるというわけだったりするのです。さて、あなたはどちらでしょうか。

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キヨカワ

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