歳をとる度に気をつけたいこと

Pocket

先日の出張の帰りの新幹線の中で、どこからともなくゲームの音が聞こえてきました。「子供かな…」と思って音の方を見ると、ナント、いい大人のおっさんとその奥さんが音を出しながらゲームをやっているではありませんか。(“呆れる”という言葉はこういう時に使うんですねうん。)またその音が延々と続くので、こっちも多少なりともイライラしてしまい、注意しようかと思ったのですが、結局は止めました。

l201209211800

注意することは、その人に対する責任を負う義務が発生する

なぜなら、「注意する義務がないな」と思ったからです。“注意をする”ということは、注意した事に対して自身が“責任”を負う“義務”が発生します。(親が子供を注意するのは他でもなく、子供の行為に親が“責任”を持っているからですね)そんな見ず知らずの“大人”のために“義務”を負う必要はないな、と思うわけです。(冷たくてごめんなさい)

よく、「言われるうちが華」なんていう言葉を聞きますが、本当にそうだと思います。そして、歳を取れば取るほど、注意されることは間違いなく少なくなる。それは、本当に何も問題がなくて言われないのか、また、問題があるけれども、そういった状態のあなたにはもう責任を持てませんという意思表明から来る言われないなのか。これは歳を取れば取るほど怖いことですね。

注意されずに自分の周りの人が離れていく怖さ

そして、後者の状態が続くと、当然ですが、周りの人は離れていきます。気付けば“裸の王様”なんていうこともあるのではないでしょうか。新幹線で出会った2人もどこかで誰かに指摘されるでしょう。その指摘してくださった方に感謝した方が良いですね。さもなければ“裸の王様”まっしぐらなことは言うまでもありません。気付いたら一人だった…。これ、社会における最凶のホラーに違いありませんから。

P.S.
コレ、誰も教えてくれないですけれども、確実に社会のルールの一つですよね。

スポンサーリンク


キヨカワ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントする