最高峰のチームの中でレギュラーを勝ち取る

公開日: : 最終更新日:2015/12/16 2.組織人として生きるために, 6.価値観・世界観について


○心を整える。 著:長谷部誠

■外見は自分だけのものではない
高校時代、服部先生は常に清潔な身だしなみを生徒に求めていて、ヒゲがちょっとでも伸びていたり、髪の毛が耳にかかるだけでも嫌がっていた。

それが教え子に久しぶりに会ったら、茶髪になっていたのだから、「高校時代の教えはなんだったんだ」と失望しないわけがない。僕は先生の願いや教えを踏みにじったようで、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

すぐに美容院に行った。長かった髪をばっさりと切り落とし、色を黒に戻した。見た目は当然地味になった。けれどこの髪型が自分には会っていると思った。

少し経ってから服部先生から電話がかかってきた。

「髪型いいじゃないか!」

先生の嬉しそうな声を聞いたとき、自分の選択は間違っていなかったと嬉しくなった。

(中略)

自分のルックスをアピールすることよりも、まず周囲にいる身近な人達がどんな思いで見ているか、ということの方を大切にしたい。なぜなら、きちんとしていることで嫌な気分になる人は誰もいないのだから。

僕にとって、外見は自分だけのものではないし、外見でアピールする必要もない。存在はピッチでアピールするだけだ。

(本書p199-200)


少々古いですが、現サッカー日本代表の長谷部選手の著書です。嫁共々ファンで、嫁からは、「美容院に行って、『長谷部みたいにして下さい』って言いなさい!」と言われるほど(苦笑)でも、この本を読んで益々ファンになったことを思い出します。

意識を自分ではなく他に向ける

著書の冒頭でも書かれていますが、長谷部選手は、一目でコレという武器がない選手(そんなことはないとは思いますが…)そんな選手が、どうやって最高峰のチームの中でレギュラーを勝ち取っていくか。その一つの答えが、自分のためではなく、周囲のためにという精神であり、行動なんだということが凄く伝わってくる。それが伝わってくるからこそ、周りも応援したくなる。改めて、意識を“他”に向けることの大切さを認識させられる一冊です。

関連記事

感情が顔に出る損

昨日の点滴から体調は少なくとも回復傾向にあるものの、薬のせい(?)で大分ぼーっとしているような感じが

記事を読む

コンプライアンスの意味を改めて考える

企業のコンプライアンスという言葉が叫ばれて久しい。そう、“久しい”話ではありながらも、実はここ10年

記事を読む

転職活動は在職中にこだわった方が良い理由

「仕事を辞めるのは、絶対に次(転職先)が決まってから」と言う方は多いと思います。実際にその通りだと思

記事を読む

問題の多くは”既得権益”が絡む~それを壊すには

世の中には大小様々な問題があるかと思いますが、その多くの問題は“既得権益”という言葉で説明がつくこと

記事を読む

一人で生きていける=自立は勘違い

“DIALOG IN THE DARK”というものをご存知でしょうか?こちらは原宿にある、あ

記事を読む

研修がつまらないと思っている人へ

Googleの収益モデルは何か? 皆さんは“Google”がどのように収益を上げているかをご存知で

記事を読む

敬意を払うことを意識する

“レストランのウエイターに対して横柄な態度を取る”。これが百年の恋も一気に冷める瞬間の一つだそうです

記事を読む

自分のやり方にこだわる危険性

○Works No.105 早稲田の監督就任1年目のことだった。10番というチームの司令塔とな

記事を読む

組織を改善・改革するためには

「なんでうちの会社は○○(不満)なんだ。」組織というものに所属している以上、100%満足していられる

記事を読む

no image

目的達成は犠牲の上

○鋼の錬金術師 著:荒川弘 このマンガのメインテーマになっている等価交換という考え方を

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  • profile1

    運営者:きよきよ

    ドラクエ・FF好きで、ドラクエ10とFFRKは現在進行形でプレイ中。本業はフリーの人事コンサルタント。

    学生と社会人の座談会や、学生をアジアへスタディツアーで連れて行っています。

    東京在住。妻と娘2人の4人家族。

PAGE TOP ↑