夢を見つける方法

公開日: : 最終更新日:2016/02/26 6.価値観・世界観について

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「夢を持とう!」というようなことを言う人は多いように思います。確かに、夢というものが人に活力を与え、前向きにさせてくれることは間違いありません。ただ、夢を持っていない人に対して「夢を持とう!」というのは、どうしても気持ち悪さを覚えます。なぜなら、夢というものは持とうと思って持てるものではないからです。

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金持ちに「ファーストクラスに乗ったら?」と言われてどう思うか

「今の日本人には夢を持っている人が少ない」こんなことをよく聞きます。その一方で、「いかに夢を持つことが大事か」ということを力説される日本人の方も多いように思います。誤解していただきたくないのは、“夢を持つ”ということそのものは非常に尊いことであり、“夢を持つ”ことによって様々な良い効果が生まれてくるのは間違いありません。ただ、何度も言いますが、“夢を持っていない”人に対して「夢を持とう!」と言うのは、お金持ちが貧乏な人に対して「飛行機のファーストクラスは楽だよ。一度乗ってみなよ。」という構図と近しいような気がしてならないのです。

何が言いたいかと言うと、「夢を持とう!」と言う前に言うべきことがあるのではないかということです。先に挙げた「飛行機のファーストクラスは楽だよ。一度乗ってみなよ。」と言ったところで貧乏な人にとっては現実的ではないわけです。すると、その前段階であるファーストクラスに乗るにはどうしたらいいかということを伝えるべきです。それを“夢”の話に置き換えても同じで、“夢を持つにはどうしたらいいか”を伝えなくてはならないのではないかと思うわけです。

夢を持っている人も何かの“きっかけ”がある

“夢”を持つにはどうしたらいいか。それは実際に“夢”を持っている人がどのようにしてその“夢”を持つことができたのかということを紐解いていくとヒントが見えてきます。例えば、最近私が講演で聞いた話だと、“世界の全ての子供たちに教育の機会を提供していきたい”という夢を持った方の話があります。彼がなぜそういった夢を持てたかというと、きっかけはカンボジアの子供たちで、教育を受けたくても受けられない環境があることに対し、自分自身は大して望んでもいないのに流れで大学まで通えているということを痛感し、活動を始めたということでした。

「だからみんなカンボジアに行こう!」という安易な話なわけではなく、彼の場合はその“経験”が彼の琴線に触れ、そのような行動に移していくことができたのだと思いますし、一方で同じような経験をしていてもそのような行動に繋がらなかった人もいるはずです。その差は何かと言えば、やはりそれまでの“経験(背景)”だと思うわけです。そう、何が言いたいかと言うと、結局“夢”を持てるかどうかというのは、“経験”の積み重ねによるものが非常に大きいということです。

多くの日本人が夢を持てないのはハングリー精神の欠如

話しが少し逸れるかもしれませんが、日本人が海外に出るといかに日本人が“夢”というものを持っていないかに気付かされます。海外の同世代の人が当たり前のように“夢”を語り、そしてもちろん「お前の“夢”は何だ?」と聞いてくる。この質問に窮する日本人は絶対に多いと思います。なぜ、日本人は“夢”を持っていない人が多いのか。先に話したように、“経験”の積み重ねというのであれば、海外の同世代の人が“経験”豊富で、日本人はそうではないということなのか。

私が個人的に考える日本人と海外の夢を持っている人との差は、“生活が満たされているか否か”だと感じます。つまり、今の日本人の生活は“満たされて”いて、それほど多くの不満がない状態にあることに対し、“夢”を持っている人はある意味“満たされていない”状態なのだと思います。“満たされていない”と感じれば、それを“満たそう”とする。“満たされている”のだから、“それ以上努力しようと思わない”というのが起きていると思うのです。要するに、“ハングリー精神”の差なのです。

色々な経験を積んでいくことこそ、夢を持つ早道

“夢”を持っている人は、この“ハングリー精神”とでも言うような“向上心”を必ず持っています。その“ハングリー精神”を持つきっかけになったことは、そのそれぞれの人の“経験”の積み重ねであることは間違いありません。自分自身がどんなことに琴線が触れるのか、ということはその人にしか分かりません。そして、本人も何が琴線なのかが分からないケースはほとんどなのではないかと思います。

だからこそ、自分自身が“興味あるな”と思ったことは積極的に行動して“経験”してみるべきなのだと思います。それらの“経験”の積み重ねが、将来的に自分自身の“夢”というものに繋がっている可能性が高いはずですから。結局はそういった“経験”をどれだけ積極的に積んでいけるか、そして、“夢”に気付けるかどうかというのはどうしても早い遅いが出てくるものだとも思います。先に述べたとおり、“夢”に気付くと生活に活力が出ますし、良いことが多いことは間違いありません。どんどん色々な“経験”を積んでいくこと。これが「夢を持て!」と言う前に言うべきことなのではないかと思います。

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