海外で働く必要性はどこまであるか
日本人が海外で働く必要ってあるの?結論から言うと、何か目的でもない限り必要ないと僕は思っています。GDPは約500兆円(世界第3位/シェア6%)、平均年収は約400万円で世界17位。世界トップクラスの治安の良さ、水道水も飲める。300円台で牛丼が食べられて、お寿司は一皿100円からあります。トイレはどこに行っても綺麗で無料。警官は賄賂を求めないし、道路もしっかりと修繕されていて安心して歩けます。電車は時間通りに来て、都市部では電車やバスで行きたいところへほとんど行ける。こんな素敵な国は世界中どこを探してもないと思っています。つまり、そんな快適な環境を捨ててまで得たいものや実現したいことがないと、海外での仕事は続かないと思います。
海外が機会の宝庫であることは間違いない
「海外に出て、はじめて日本の良さを知る」そんな経験をされる方は多いと思います。私も留学をして感じたのは、留学をした後は、海外志向になるか国内志向になるかがかなり二極化するということ。海外の良さを見て、海外にどんどん出て行こうとする人と、海外と比較して日本があまりに良い国で、愛国心が芽生える人ですね。
もちろん、どちらが良いとかそういった不毛な議論をすることはしたくないのですが、私個人として海外を押したいのは、やはり需要と供給の側面からです。記事中にもある通り、海外は機会の宝庫なのです。それは、いわゆるテクノロジー的な側面もありますが、それ以上に、人口が増えているという事実は絶対に見逃せないと思います。つまり、需要が増えている中での勝負をすれば良いわけです。「上りのエスカレーターと下りのエスカレーター、どちらが「上る」のに楽ですか?」という比喩をよく使いますが、需要が増えている中というのは、正に上りのエスカレーターを上ることなのですから。(海外が楽、という話ではありませんが)
海外であろうと日本であろうと思考停止することが一番危険
もちろん、国内だとダメ、という話ではありません。しかし、国内であれば、その点をどうクリアにするのか、という解を自分なりに持つ必要があろうかと思います。思考停止の記事同様、この点については一人ひとりにとってかなり重要なことだと思いますので、是非思考停止せず、考え抜いていただきたいポイントだと思っています。
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