目的達成の障害となる意外なもの

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出典:ワンピース

感情に走って反撃しそうになる

ご存知ワンピースのワンシーンですが、非常に考えさせられるシーンの一つだと思っています。ルフィは仲間であるナミを救うために島に上陸しようとするのですが、同じ仲間のビビが撃たれ、それに怒って反撃しようとするところを撃たれたビビに止められる、というもの。

仲間を大切にする、というルフィの価値観が揺らぐことはありませんが、上記の瞬間、病気のナミのことを忘れ、目の前で撃たれたビビのことを優先しそうになります。もちろん、撃たれたビビが致命傷であればまた違った対応にはなろうかと思いますが、致命傷かどうかは関係なく、単に感情に走り反撃をしようとしたわけです。「自分がルフィだったら…」なんてことはありませんが、なかなか止まれない衝動に駆られるのではないかと思います。

感情が目的を達成させることを遠回りさせる

もちろん事例は全く違うものの、現実には目的を達成する上で“感情”というものが邪魔をしているケースがたくさんあるように感じます。例えば、英語が喋れるようになりたい、という目的を持っていたとしましょう。そのために英会話のスクールに行ったり、英語の勉強を頑張ったりするのだと思いますが、英語を喋れるようになるためには、留学してしまうということが最も速く目的を達成する方法だと思います。

もちろん、時間やお金といった制約があり、現実的に留学ができないという方もいらっしゃると思います。ただ、それが本当に時間やお金の制約が原因なのか、というところに立ち返る必要はあると感じます。むしろ、留学に対しての「不安」という感情が邪魔をしている可能性はないでしょうか。もしくは、留学にそれだけの時間やお金をかけるだけの価値を見出していないか、いずれかでしょう。(そうすると目的を改めて修正する必要がありますね)

目的を見失っていないかを確認してみる必要性

目的達成を邪魔しているのは、実はお金や時間ではなく、自分自身の感情の可能性は大いにありえます。今回のビビのような人がいれば目的を見失わずに済みますが、多くの場合、そういった人がいるのは稀有。時には立ち止まって、感情が邪魔をしていないか確認してみるのも良いかもしれません。

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キヨカワ

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