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仕事柄、就活生から就活の相談に乗ることが多々あります。そんな時、ほぼ共通して話をしているのが、“貢献”の話。なぜこの話をするかというと、相談しに来る就活生のほとんどが、“一人で悩み、一人で就活している”ケースが非常に多く、“貢献”の重要性にキョトンな学生さんばかりだからです。

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多くの人が“頼り方”を知らない

もしかすると、ここまでの話ではこれを読んでいる方もキョトンかもしれないので、今日はその辺りの話をしようと思います。まず、この“一人で悩み、一人で就活している”そんな人が多い理由から話をします。理由は簡単です。それまでの教育が、“一人で勉強し、一人でテストを受ける”ということがほとんどだからです。もちろん、中には友達と協力し合って、という方もいらっしゃいます。そういったことが今まで出来てきた人は、そういった意味では就活であまり困ってないかもしれません。

なぜなら、“誰かに頼ること”ひいては、“頼り方”を知っているからだと思います。もっと言えば、“誰かに頼る”ことで、(頼る相手を間違えなければ)自分一人でやるよりも、結果が出易くなるということを知っている人、と言っても良いかもしれません。“絶対に就活は一人でやるな”という最大の理由はここにあります。

結果を出すことにコミットするのが社会人

社会人は“結果を出さなければならない立場”ですから、その入口である就職活動でも、“誰かに頼ってでも結果を出す”ということにコミットしなくてはならないのです。なので、まずは“誰かに頼る”ということの重要性を話しています。この辺で「?」と思う人は、よく考えて頂いている方かもしれません。

そう、今日キヨカワが話をしたいのは、“貢献”の重要性。“誰かに頼る”ことと、“貢献”って、矛盾しないか?という議論です。根本的な話ですが、“頼る”という行為自体は確かに“貢献”ではありません。むしろ、“貢献されている”状態ですね。なので、“誰かに頼りなさい”と言って、“貢献しなさい”と言われると、思考停止状態になる訳です。じゃあどうするか?

頼ることから相手への貢献に繋げる

まずは“頼る”。これは譲れません。そしてその後、その“頼った相手”に対して“貢献”すれば良いのです。それは、物理的に何かを返す、というような“貢献”ではありません。その後、そのことを“感謝”したり、一生懸命頑張っていることを“報告”したり…。そういったことが、“頼られた相手”にとっては、“貢献された”と思う行為なんです。(だからお礼メール が大事なんですね)すると、その“頼られた相手”は、またその人に“貢献してあげよう”と思います。(人間、頼られたいっていうヤツですよ)それがGOODサイクルとなり、すぐに結果は出ないかもしれませんが、良い方向に行くことは間違いないでしょう。

まとめ

まとめると、1.“貢献する”ことの重要性を知る、2.“誰かに頼ること”の重要性を知る、3.誰かに頼ったら、その人に感謝とその後の報告をする(それが頼った人への“貢献”となる)です。別にこれは今就活で上手くいっていない方だけの話ではないと思います。社会人で上手くいっていない時、こんなことを思い出せると良いかもしれません。

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キヨカワ

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