残業はしたくないけど残業代は欲しい件

公開日: : 最終更新日:2016/05/13 2.組織人として生きるために

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「長時間労働は悪だ!」「サービス残業なんてありえない!」という声と共に、長時間労働、残業に関する問題は今後益々大きな問題として企業にのしかかってくることは間違いないでしょう。もちろん、前述した内容については否定はしないのですが、多くの人が本当に“残業をしたくないかどうか”ということは別問題のような気がしてなりません。

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残業がなくなれば皆がハッピーになるはず、だった?

私自身、残業代をまともに(?)いただけていたのは新卒で入社した企業だけでした。その後に入った企業においては、いわゆる“みなし残業代込み”の給与となっていて、本来ならばそのみなし時間以上については支払う義務が企業にはあるものの、ごにょごにょというような形になっていました。もしかすると、そのような企業はまだまだ多いのかもしれません。ただ、時代の流れとしては間違いなくそのような状況を許さなくなってくる時代になってきているようですので、そのような状況自体は避けられるようになるかもしれません。

一方で、きちんと残業代を支払っている企業もあるわけです。そして、そういった企業であればあるほど、いかに残業代を圧縮しようかと考え、社員に残業させないように努力していらっしゃると思います。そうすれば社員は早く帰れるし、企業も残業代を支払わずに済んでハッピー、となるはずだったと思うのですが、どうやら必ずしもそのように思っている方ばかりではないようです。

残業代がなくなることによって生活が苦しくなる実態

その一番大きな理由としては、“残業代分が給与から減る”というものです。残業というのは基本的に割り増し賃金になりますので、きちんと支払われるのであれば少しでも残業した方が割が良いという事実があります。だからムダにダラダラして残業することで、少しでも多くの給与を得ようとすることができたことが、昨今の「長時間労働は悪」という流れによってそのような行為が非常にしづらくなっています。もちろん、本来あるべき姿になっているといえばその通りではあるものの、それによって生活が苦しくなっていることも実態としてあるようです。

今の時代、高度成長期のように毎年毎年給与が上がっていくということも難しい状況になっていると思います。そのような中残業も、そしてそれに伴った残業代もカットされるようになってきているわけです。そして極めつけは終身雇用も崩壊しているわけですから、将来本当にこのままでいいのかということが突きつけられていると言っても過言ではないかもしれません。

残業代圧縮の流れは必至。違う方法で収入を得る方法を。

そんな中でやはり考えなくてはならないのは“企業以外からの収入を得る方法”なのではないかと思います。副業が禁止されている会社も多いと思いますが、先日ロート製薬が副業禁止を撤廃したようなニュースが流れていたように、多くの会社がそうせざるを得ないような状況になっていくのではないかと思います。

「副業がバレたらクビになる」と思って副業はやらないと決めている方もいらっしゃるかもしれませんが、バレるくらい副業で収入を得られるようになっていれば、それはそれで安心ともいえるのではないでしょうか。世の中の流れは確実に“残業の圧縮”です。そのような“残業代”に期待するのではなく、違う方法で何かしら収入を得る方法をきちんと確立していくことが求められる時代になっていくのではないかと強く感じます。

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