組織で提案を通す方法
コトを進める前に人間模様マップを作成してみる
東洋経済オンラインで“成功する人が使う、組織内「人間模様マップ」”という記事が上がっています。上記の図は、「コト(企画)」を成功させる上で、その「コト」を上手くいかせることによって影響を受ける大小及び、その「コト」に対しての姿勢別にマッピングする、というものです。
企業に所属していると、ご存知の通り、自分自身が良い案だと思い、良かれと思って提案することも、別の人から見ると様々な理由で反対を受けることもしばしばあります。こういった点が会社が中々合理的になり切れない側面だとも思うのですが、人が集まっている以上、そのようなことが起こることは必然なのかもしれません。そういった中で、上記のような考え方が大事、というものですね。
上手くやってくれる人を味方につける
「敵は内にあり」という言葉があるように、大きな組織で組織を動かすということは、本質的な企画内容よりも、このような内部的な対応は欠かせません。ここが苦手な方は出世に響くと言っても過言ではないでしょう。ただ、こういったことに対して非常に苦手意識を持ってしまう方も多いのではないでしょうか。(かく言う私も非常に苦手です)そういった際の対処法としては、こういったことを上手くやってくれる人を味方に付けるという考え方が非常に大事だと思います。
すべて自分で対応しない
同記事内でも、
利害関係者対応の鉄則は「すべて自分で対応しない」こと
という言葉があります。
もちろん、対応を全て自分でやる必要はないですし、もっと言えば、本当に自分自身の企画に自信があれば、そういったところを支持して、利害関係対応をやってくれる人を見つけられれば良いのです。(利害関係者のマッピングくらいはご自身でやった方がいいですが)日本人は特に、全てを自分でやらなければならないと抱え込む習性があるような気がします。そういったところを上手く甘えられるような関係を周りの方々と作れると良いですね。(但し、自分自身が何かしらGIVEできる、ということが前提になりますよ)
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