リンクアンドモチベーションの提示する4つのP

公開日: : 5.希望の面接を突破するために


リンクアンドモチベーションの方が“人材が組織に求め、組織が人材に提供できる4つのP”という考え方を記事にしていらっしゃいました。その4つのPとは、Profession=活動、People=人、Privilege=待遇、そして、Philosophy=理念です。Professionはいわゆる“職種”であったり、その“仕事そのもの”で選ぶイメージですね、そしてPeopleはその名のごとく、そこで働く人であり、Privilegeは年収や福利厚生といった側面になるでしょう。ここまでは誰しも考えるところだとは思いますが、Philosophy、理念と訳されていますが、いわゆる企業文化という点を見逃すことはミスマッチを起こす可能性が高いと感じます。

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企業文化に馴染めないことで引き起こされるミスマッチとは

企業文化に馴染めないことで引き起こされるミスマッチについて、まずは具体的な事例を用いて話をしていきましょう。まずはじめは、“新しい事業をどんどん生み出していこう”というような理念、文化を持った企業の場合。こういった企業は、計画を綿密に立てて失敗をしないように石橋を叩くというよりも、6~7割の完成度で構わないからとりあえずアウトプットし、失敗してから何が悪かったかを考えるというような仕事の進め方をすることになると思います。もっと極端に言えば、考えるよりも行動を先にするようなイメージです。

次に、企業のブランドが確立していて、それを守りながら高めていかなければならないというような企業の場合、先の例とは逆になります。ブランドを毀損させないよう、何重にもチェックは入るでしょうし、石橋を叩きます。スピードは遅いかもしれませんが、間違いないものを提供していくということが求められるわけで、こちらも極端に言えば、行動するのは念には念を押してようやく、というような仕事の進め方になるのではないかと思います。

このような例を提示しておきながらではあるのですが、企業というものは上記二ついずれかに分類される程単純なものではないことはご存知かと思います。かといって、どの企業のどの部署に行くかということによって、その文化というものは間違いなく異なり、その文化自体がご自身にフィットしているか否かということはその後の仕事の成果に直結してくることも然りです。では、どのようにその企業の文化がご自身にフィットしているか否かということを調べられるでしょうか。

企業文化を調べ方は、企業の沿革(歴史)を紐解くこと

結論から言えば、“その企業の沿革(歴史)”を紐解いていくことが一番です。まず初めの出発点としては、「その企業の創業者は、なぜ、その企業を創業したのだろうか」という点でしょう。その“なぜ”を明確にしてから、その後のその企業の行ってきた事実を見ていきます。その“なぜ”で明確になった創業者の“想い”などが反映されている結果になっているか、それとも違う方向に行っているのか、そのようなことを想像しながら現在まで遡ってきます。そして現在まで戻ってくるだけでなく、その後、その企業はどのような方向に向かうだろうかということも想像してみます。もし、そこにIRの資料などがあれば、そこに書いてあることが正に答え合わせになるはずです。もし、上場していない企業であれば、現在の社長インタビューなどで代替できるかもしれません。とにかく、想像して仮説を立て、検証をするということをしていきます。

そして、ある程度検証された事実に基づき、どのような企業文化がそこにあるだろうかということを想像します。そして、先と同じように仮説を立て、またその仮説を検証します。その検証の仕方?はもちろん、学生であればOB訪問等でできるとは思うのですが、転職の場合はそうはいかないかもしれません。では、転職の場合はどうしたら良いかと言うと、“面接時に聞けば良い”と思っています。

相手のPhilosophyを知ることは間違いなく自分のためになる

「面接時の質問はしっかり考えて面接に臨め」ということを当ブログでも再三申し上げておりますが、Philosophyに関する質問というのは非常に良い質問の一つになり得るものだと思っています。Philosophyというものは言い方を変えれば相手の“価値観”というものにダイレクトに寄り添う話となり、その“価値観”に寄り添ってもらえる人物かどうかということは多くの企業にとって非常に重要視される項目だと確信していますし、それは逆(自分自身)も然りではないでしょうか(それは、恋愛でも同じかと思います。もちろん、外見等のスペックを重視の方もいらっしゃるかと思いますが)。

今はインターネットを通じて手に入らない情報はほとんどありませんし、企業の多くの社長さんもわざわざブログを書いていたりする時代です。このような環境化において、“相手のことを知らない”ということは、“相手に興味がない”と思われても仕方がないでしょう。もっと言えば、多くの人が相手のことに対して無関心であることが普通であるような気さえします。そのような際に、相手のPhilosophyを想像し、仮説を立て、検証するというプロセスを踏み、そのようなPhilosophyの下で働きたいと伝えることは、相手に好印象を与えるだけでなく、最終的に働く可能性のあるあなたにとっても利益しかないはずです。

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