面接で嘘が見抜かれる理由
「あなたが好きです、付き合ってください!」なんてことを“初対面の人”に突然言われたらどう思いますか?…好みのタイプだったらOKするかも…なんて言う人もいるかもしれませんが(笑)、まぁ、ちょっと気を付けた方が良いですよね。
だって、あまり信用がおけないじゃないですか。信用がおけないのは、そもそもその人のことをあまり知らない、ということがまず来るとは思いますが、人を好きになるプロセスをすっとばしているというところにあるんじゃないかと思います。
必ず“行動”が先に来て、“言葉”が後に来る
“人を好きなるプロセス”とは、要するに「好き」と言うまでに起こす行動のことで、積極的に話しかけたり、メールしたり、電話したり、といったことです。もちろん、それをした後に付き合えるかどうかは別として、少なくともそういった“行動”があって初めて、「あなたが好きです、付き合ってください!」に信憑性が出てくるわけです。
このように、「好きです」という“言葉”と、話しかけたりといった“行動”これらの順番がいかに大事か、ということが分かると思います。つまり、必ず“行動”が先に来て、“言葉”が後に来るということですね。
行動を語れば、伝えたいことは自然と伝わる
面接をしていると、この順序が逆、というか、“言葉”だけで勝負しようという人が非常に多くいらっしゃいます。初対面で告白する時に、どんな美辞麗句を並べようとも中々上手くいかないように、“言葉”だけでは残念ながら響かないのです。なので、必ず必要なのが“行動”です。むしろ、“行動”をしていると、何を言わんとしているかが「言葉」で伝えずとも、伝わるということが起こってきます。それが“伝わったら”、「言葉」でわざわざ言う必要はなくなるのです。
「私は12年間、雨でも雪でも毎朝5時に起きて5kmランニングする生活を続けています。」なんていうことを言えば、それ以上何も言わなくとも「継続力がある」「根性がある」ということが“勝手に伝わる”のです。このように、自分が伝えたいことが“伝わる行動”をどれだけ経験し、語れるか。そういった話こそが説得力のある話になるんだと思います。
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