企業でダイバーシティを受け入れる手段

公開日: : 最終更新日:2015/12/23 3.マネジメント人材になるために, 4.グローバル人材になるために

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ジェイソン:セールスフォースさんで言うと、多分そのままセールスクラウドを使う割合とかは、結構具体的な数字とか、例になると思いますけど、アメリカだと「せっかく物があるから、そのまま使いましょう」と。
「すぐメリットが出るから、そのままもう標準でいいや。とりあえず使ってみて、そのあと考えればいい」みたいな導入のやり方。 日本はそうではなくて、Platform Licenseのほうが、割合でいうとアメリカよりもずーっと売られてて、もう1回既存のシステムのまま作り直すとか、自分の会社のやり方通りに作り直す とか。標準で満足しないで、あえて新しい技術に関わらず、今まで通りもう1回やると。

図1

八子:今までのような開発をプラットフォーム、(セールス)フォースドットコム上でやっちゃうということですか?

ジェイソン:それをするとせっかくのクラウドのメリットは全てなくなるんですから、もうクラウド使わなくてもいいくらい。そのままやり直すのであれば。

八子:でも一応、テラスカイさんもカスタマイズやられてますよね? (会場笑)

ジェイソン:カスタマイズしてるんですけど、カスタマイズするだけでちょっといけないと思いまして、そのままコンサルとか入って、「こういう機能があるから、こういう標準機能をこのように使えばより効率よく導入できますよ」という相談も乗りますね。

八子:できるだけ標準機能に追い込んでいくわけですよね。

ジェイソン:その差分、どうしても必要なところだけを開発すれば、よりものすごく差が出ると思いますね。

厚切りジェイソンが語る「グローバル企業と日本企業のIT活用の差」とは?

海外はシステムに業務を合わせ、日本は業務にシステムを合わせる

少し前の記事になりますが、お笑い芸人の厚切りジェイソンさんを含めたIT関係の方々で行われたパネルディスカッションの記事。グローバル化とシステム化が進んでいく世の中に当たって、非常に大事なことを示唆している記事だと思っています。

よく言われるのは、海外ではシステムに業務を合わせるのに対し、日本は業務にシステムを合わせるということ。ただ、単にシステムに合わせれば良いという単純なことではなく、当該企業のコアコンピタンス(優位性)が最も生きる形を取るようにする、と。(言うは易し、ですが)

日本がこのような状況に陥っているのは、この記事でも一部触れていますが、ダイバーシティ(多様性)や人材の流動性がないに他なりません。要するに、日本人の男性という単一のモノサシと終身雇用という制度で構築されてきた社会だからと言って過言ではないと思います。

これからダイバーシティを考えていく上で、日本式は絶対に改める必要がある

様々な価値観、文化背景を持っている人が業務に当たる可能性のある海外では、誰がやっても同じ結果が出る仕組みをしっかりと作らなければなりません。それを実現しているものが世に出ている“パッケージシステム”だったりするのですが、既存の業務フローと合っていなかったり、使い勝手が悪かったりするとカスタマイズしたがる、また、それでも成り立っていたのが日本企業だと。(人材の流動化が激しい海外だとカスタマイズされると一から覚えなおさないといけなくなるわけですね)

そのように考えると、これからダイバーシティを受け入れていく上で今の日本式のやり方を変える必要が絶対的にあるわけです。そこに気付けなければ、日本がダイバーシティに対応していくことは不可能と言っても過言ではないと感じています。

p.s.
お笑い芸人としては少々鬱陶しく感じる厚切りジェイソンさん、この分野の話については非常に共感することが多いです。また引用させていただく予感がします。

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