自分のアイデアを採用してもらう方法
「自分のアイデアを形に出来るような仕事がしたい!」そんなことを考えて面接で話をされる方をたまに見掛けます。そういった方ですから、強みとして持ってくるのが、“発想力”なんていう強みを、事例を含めてPRしてくるケースが多いです。そこで話される事例は多くの場合、どこかで聞いたことがあるような話だったりしますが、中には個性豊かで、突飛なものを言って来る方もいらっしゃいます。個性的な事例を聞くのは面白いですが、多くの場合、残念ながらそれだけでは評価されません。
「アイデアを出す力があります!」は信用されない
なぜかというと、“アイデア”というものは“水物”だからです。どういうことかと言うと、単なる“アイデア”というものは簡単に盗めてしまうので、その“アイデア”がそもそもその人が考えたものかどうか分かりません。また、“アイデア”というものは出そうと思って出せるものではなく、色んな偶然が重なり合って出てくるものだと思っています。なので、“再現性”という側面においては、極めて“再現性が低い”と言わざるを得ません。(もちろん、その偶然が起こって然るべき突き抜けた行動が出来ていれば話は別ですけど)そういった意味で、「私はアイデアを出す力があります!」なんていう人は信頼されないと思います。
…と、ここまで言ってしまうと暗くなってしまうのですが、そう言いながらも世の中には、“アイデアがよく採用される人”というのが存在します。これはどういうことか?
ち
ょ
っ
と
考
え
て
み
て
下
さ
い
。
アイデアが採用されるのは信頼されている人
いかがでしょうか?それは、周りから信頼されている人です。“新しいアイデア”というのは、当たり前ですが“新しい”ので、誰かがやってみないとどうなるかは分かりません。そういった中でそのアイデアを実施するかどうかというのは、そのアイデアを発案した人間が、信頼されているかどうかで決まるのです。「この人が言うならやってみよう!」そんな経験を誰しも持っているのではないでしょうか?だから、最終的にアイデアが採用されるかどうかというのは、その人の信頼度で決まるということです。
アイデアに限らず、仕事で成功されるには信頼が最大のポイント
もちろん、その信頼を得るために“能力”的な側面も必要です。しかし、それ以上に必要なのは“信頼”。世の中には、「俺にはあいつより能力があるのに、なんで自分のアイデアが採用されない上に評価されないんだ」なんていう人がいます。理由は簡単。信頼されていないんです。そういった基本的かつ非常に重要な部分が押さえられていなければ、仕事は回ってきません。信頼を置いてもらえる人間になる。それこそが、自分のアイデアが採用されるだけでなく、仕事において成功するための最大のポイントなのだと思います。
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