勝てない相手に勝つ方法

公開日: : 最終更新日:2015/12/23 1.キャリア構築の大枠の考え方, 4.グローバル人材になるために

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そもそも戦略とは何か?

今日は“戦略”についてブログを書きたいと思います。そもそも“戦略”という言葉自体は戦争に勝つためにどうするべきか、というところが起源になっていて、それを今ではビジネスでもよく使うようになっていると思うのですが、“戦略”と“戦術”がごっちゃになっていたり、そもそもそれって“戦略”なの?と思うようなこともあったりするので、今の自分の理解を書いておこうかなと思います。(なので、ここに書かれていることも間違いかもしれないので、あしからず)まず、大前提として“戦略”とは何か?

特定の目標を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・科学である

というのがwikipediaからの定義。上記は“戦術”も含まれているような印象があって、個人的にはあまりピンとこず(笑)なので、個人的な見解を。“戦略”とは、特定の目標を達成するための、大枠の方向性と思っています。例えば、富士山に登るのに、4つのルートがありますよね。吉田ルートで行くのか、御殿場ルートで行くのか、須走ルートで行くのか、はたまた、富士宮ルートで行くのか。それぞれのルートのメリット、デメリットを考え、選ぶ。このルート選びが“戦略”に当たるのだと思っています。

ただ、ビジネスの現実において“戦略”を考える際、登山のように決まったルートがあるわけではないので、難易度が高いのだとも思います。(実際には登山も全然違うルートも選べると思いますが、まあ基本的にはしないですよね。その点、ビジネスではやれてしまう、というのが登山との違いでしょうか)

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まず考えるべきは自分たちが強者なのか、弱者なのか

さて、ここからが本題。その“戦略”を考える上で重要なことをここから書いていきたいと思います。まず、具体的な“戦略”を考える前に、その達成したい目標を叶える上で、今の自分たちがどういった立ち位置にいるか、というところをまずは押さえなくてはなりません。どういうことかというと、大きく分けて自分たちは、強者なのか弱者なのかというところ。

また登山に置き換えましょう。例えば、今回の目的が富士山に誰よりも早く登頂する、ということが目的だとします。その上で、強者というのは、身体能力が高く、真っ向勝負で誰よりも早く登れる身体能力があり、(優勝を狙える)実績もあるというような人を指します。“弱者”というのは上記ではない人、ですね。ここで、“強者”が取る戦略と“弱者”が取る戦略は確実に違ってくるはずです。もっと言えば、“強者”の戦略というのは、“真っ向勝負”というのが“戦略”となって、あとは同じように勝負してくる人を細かいテクニック(=戦術)で、跳ね除けるということを考えればいいくらいなのではないでしょうか。なので、“強者”において“戦略”を考えることはそれほど難しいことではありません。(ただ、大事なのは、ビジネスにおいては、突然ルールが変更になって、今までのスペックが通用しなくなることもあるので、そのルール変更には敏感になっていなければならない、というのが現実のようには思えます)

そして、“弱者”の“戦略”について。これが結構“戦略”というものを考える上では肝なのではないかと。では、そのような“弱者”が戦略を立てる際、何を考えなくてはならないか。間違っても選んではならないのは、“真っ向勝負”ということであることは大丈夫ですね。それでは、














弱者は何かを捨てなければ勝てない

いかがでしょうか?色んな答えがあると思いますが、一つ確実に言えるのは、何かを捨てることだと思っています。つまり、“真っ向勝負”という選択をした人であれば、絶対に捨てない何かを捨てる。それこそが、勝つ可能性を広げる唯一の方法だと思っています。また富士山の例に戻りましょう。目的は、誰よりも早く登頂することです。さて、何を捨てて誰よりも早く登頂しますか?これ、結構色んな答えが出てくるのではないかと思います。

例えば、ヘリコプターで登頂する、上位入賞者を買収する、そもそも自分以外の人は100kgのおもりを背負うルールに変更するなどなど。要するに、「それってルール違反だよね」というような内容であればいくらでも出てくるでしょう。でも、この「ルール違反だよね」と思われるようなことが、弱者が本気で優勝する上で取りえる“戦略”だと思っています。こういった分かりやすい“戦略”を採っていて、パッと思いつく企業が、QBハウス髪を洗う、という本来床屋では「あって当たり前」のサービスをなくして(捨てて)価格を下げ、理容業界に殴り込みをかけた企業ですね。こういったことが“戦略”を立てる上では必要なのだと思います。だから、“戦略”を立てる際、“あれも大事だし、これも大事。どっちかに優先順位を付けるなんて出来ない。”という状況であればあるほど、上手くいかないということになるのが分かるのではないでしょうか。

目的を達成する上で一番優先順位が何が高いのかを考える

まとめると、“戦略”とは、目的を達成する上で何が一番優先順位が高いのかを設定し、それ以外のものを捨てるもしくは優先順位を下げるということなのではないかと思っています。

P.S.
世界では、勝つために“そもそものルールを変更する”ということをします。この考え方は、あまり日本人には馴染みがない考え方ですよね。身近な例で言えば“オリンピック”。スキーのジャンプなんて、昔は日本のお家芸だったのに、今勝てないのは、スキーの長さを短くされたからと言われています。ここに対して「正当かどうか」と議論されていますが、“そもそものルールを変える”という発想のない日本人には受け入れられない話だと思いますが、世界では普通にあること。そこを政治力含め、やっているのが世界だったりするわけですね。

日本が日本の中だけで完結する時代なら良かったかもしれません。でも、これからはグローバル化していく時代。「ルール違反だ」と甘っちょろい話をしているのは、日本人だけかもしれません。

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