起業するなら“いつ”がいいのか

公開日: : 最終更新日:2016/02/26 1.キャリア構築の大枠の考え方

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最近は女子高生が起業するなど、学生が起業するブームがまた来ているようです。「一度企業に就職してから起業した方が良いのでは?」という意見も当然あると思いますが、一方で一度就職してしまうことによって失うものもあるわけです。そんなことを踏まえて、「起業するならいつ起業すべきか」という話。

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20代後半で起業している人が多いような(?)気がする

まずはじめに事実ベースの話から。Forbes Japanが毎年“日本の起業家ランキング”なるものを発表しているのですが、そこで紹介されている方々がいつ起業したのかを調べてみました。

1位:山田進太郎氏(メルカリ):学生時代に楽天にインターン。卒業後ウノウ起業。
2位:松本恭攝氏(ラスクル):ATカーニー
3位:杉江 理氏(WHILL):日産自動車
4位:梅田優祐氏(ユーザベース):コーポレートディレクション
5位:鈴木 健氏(スマートニュース):学生時代からサルガッソー起業?

少しネット寄りの起業家になりますが、今回の方々は社会と一旦接点を持った上で起業されている方が多いようです。そして大きな共通点としては、皆20代後半前後では既に起業されているという事実です。誰もがご存知のソフトバンクの孫さんは学生起業ですし、サイバーの藤田さんインテリジェンスの後起業、楽天の三木谷さんは旧第一勧銀で30代後半で起業と少し異色、ホリエモンこと堀江さんは学生時代から。それに加えるのも少々おこがましいですが、私の知る限りでの経営者も20代後半前後で起業している人が多く、この話はある程度的を得ている話のような気がします。

社会のルールを体感することは大事。でも、知りすぎると動けなくなる

なぜ20代後半前後が多いのか…ということは改めて書いていく必要もあまりなさそうですが、念のため。大きく3つあるかなと思います。1つ目は「背負うもの」の点。年齢を重ねれば家族も増え、背負うものがどんどん大きくなるでしょう。これはよく言われることのような気がしますね。2つ目は「体力」。これは年齢を重ねれば重ねるほど不利に働きがちですね。もちろん鍛えている人は別だとは思いますが(笑)。

そして最後の3つ目は「社会のルールを体感する」という点。これは別にマナーとかそういったことを指しているわけではなく、ビジネスというものがどのようなルールで運 用されているかを体感することですね。例えば、世の中は“需要”と“供給”で成り立っているという事実。これは学校でも当然習うことで すが、社会に出てみないと体感はできません。一方で、そのような“ルール”を知れば知るほど“動けなくなる”というのも事実です。“知らないからこそ動けた”ということはやはり若いうちの特権のように思えます。

致命的なリスクを負わずに何度挑戦できるか

「だから起業するなら20代後半前後だ!」と断言するつもりはありませんが、将来的に起業をしようと考えているならばその位の年齢が一つのターニングポイントになるだろうなとは思います。ただ、起業して一番に思うのは、“何度失敗できるか”ということが非常に重要なように思います。私の先輩経営者によく言われるのは、「致命的なリスクを負わずに何度挑戦できるかが大事」ということです。最初から上手くいくことはやはりほとんどないですし、とはいえ致命的なリスクを負って会社を畳まなければならない状況に追い込まれては本末転倒。“致命的なリスクを負わずに何度挑戦できるか”ということがやはり大事であるとはやはり思うわけです。

とはいえ、挑戦して上手くいかないと中々しんどいことも事実。そんな中でビジネス以外の背負っているものの問題も考えなくてはならないというマゾ的な状況を楽しめるなら年齢を重ねてもいいかもしれませんが、やはり早めの方が良いのかなーと個人的に思う次第であります。

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