グループワークの適正人数は…

公開日: : 最終更新日:2016/02/26 6.価値観・世界観について

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25人をチーム分けしてグループワークをさせます。さて、あなたならどのようにグループ分けするでしょうか。普通に考えれば1チーム5人で5チームというのが自然かもしれません。しかし、私は1チーム4人を5チーム+5人チームを1つというように分けようと思います。もちろん、1チーム5人で5チームということが間違っているというわけではありません。ただ、1チーム4人を5チーム+5人チームを1つも一考の価値があるはずです。

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4人というマジックナンバー

私は原則1チーム4人にしたいと考えていました。その背景にあるのは、ワールド・カフェです(詳しくはこちら)。グループメンバーが2人だとその2人の価値観が合わなければ成り立たず、3人だと2人対1人に分かれてしまう可能性が高く、5人以上だとフリーライダー(サボる人)が出てくるということから、グループワークの適正人数を4人(いても5人)と定めたところからになります。要するに、4人という数字に私がこだわるのは、フリーライダーを出さない=一人ひとりがグループワークにコミットするという状況をできる限り作りたいという意図でそのような提案をしました。

一方で、その話を聞いても5人5チームにこだわった方が良いという意見もあります。それは「4人と5人のチームがあること自体が不公平感があり、せっかく5で割り切れるのだから、5人5チームにすべきだ」というものです。確かに4人のチームと5人のチームがあるということは、ともすると4人のチームは不利で、5人のチームが有利と映るかもしれません。もっと言えば、その不公平感があることによってやる気をなくしてしまうメンバーも出てきてしまうかもしれないわけです。

プラス面を採用するか、マイナス面を避けるか

改めてそれぞれの言い分を見ていると、それぞれの目的が違うことが分かります。私の主張の目的は、“参加者一人ひとりが当事者意識を持たざるを得ない状況を作る”というところにあり、もう一方の目的は、“参加者のやる気をそぐマイナス面を極力なくす”というところにあります。恐らく、公教育という意味で言えば、後者の考え方が支持されるような気がしています。公教育の基本は“減点主義”なので、プラスの側面を採用するよりもマイナスの側面を極力避けるのだと思います。

他方、4人と5人のチームがあることに不公平感を持つかもしれないということをリスクと考えること自体がナンセンスであるという考え方もできます。社会に出れば公平であることを探す方が難しいわけで、与えられた環境で自分がどれだけ精一杯やるかどうかが求められるのでは?というようにも思います。ただ、それはメンバーのレベル感にもよるかもしれません。マイナス面を極力排除しなければやる気を出してもらえない、そんなメンバーであるならば、マイナス面をフォローする必要性が出てくるようには思います。

“神は細部に宿る”からこそ、1人の差にこだわる

「4人1チームなのか、5人1チームなのか」。人によってはどうでも良い話かもしれません。そして、その実際の差というのはさほどないのかもしれません。ただ、“神は細部に宿る”という言葉もあります。たった1人の差ではありますが、その1人の差があることにこだわることが、その行為自体に血を通わせることになるのではないかとも思います。

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