夢を見つけることよりも大事なこと

公開日: : 6.価値観・世界観について

Pocket

「あなたがもし、宇宙飛行士になれるチャンスがあったとしたら、なりたいと思いますか―」この質問にYESと答える方がどのくらいいらっしゃるかは分かりませんが、意外とYESと言う方は多いのではないでしょうか。もちろん、そのための訓練は大変なものになるだろうし、これほど辛いことならやらない方が良かったと思うかもしれません。でも、それも実際の訓練を受けるまでは分からないことで、そもそもその訓練を受けられる権利があるとしたらー私だったらYESと言ってしまうと思います。

14acf9b5fb716af785bb784758ba7075_s

宇宙飛行士になることが夢でなかった人も宇宙飛行士になるのが夢になる!?

日本人は「夢がない人が多い」ように思えます。これは海外に行くと顕著に感じることです。彼らは夢を堂々と語り、そして逆に夢を聞かれて困る。そんな経験を多くの日本人はしているように思えます。そんな“夢がない”ように思える日本人ですが、“夢”というのが意外と身近に転がっているようにも思えてきました。その端的な例が先にお話をした“宇宙飛行士”の事例です。

どういうことかと言うと、もしあなたが本当に“宇宙飛行士”になるチャンスを目の前に提示されたとしたら、あなたの夢は“宇宙飛行士になって宇宙へ行くこと”になってしまうのではないでしょうか。もちろん、現時点で確固たる夢がある方は違うかもしれませんが、“夢がない”と思っていた人は特に、「こんなチャンスはない!」と思うような人が多くいらっしゃるような気がしてなりません。

夢に至る道筋が見えた時、人はそこに向かって努力できる

このような事実に気付いた時、“夢”を見つけること自体は実際はそれほど重要ではないかもしれないということを併せて気付きました。つまり、夢というものは実は頭のどこかでは見つかっているけれども、その夢の叶え方が今の自分からはかけ離れているがゆえに諦め、その夢を夢として捉えていないという可能性があるということです。宇宙飛行士の事例は、宇宙飛行士になれるならなりたいなと一度でも考えたことがある人は、そこに至る道筋が見えた瞬間、一気にそこに向かって努力するという状況が作られるというわけですね。

これは映画の“ビリギャル”も同じです。学年ビリのギャルが慶應を目指すという映画ですが、恐らく彼女はそれまで“慶應に入る”ということを夢とは露にも思っていなかったでしょう。ところが、とある先生に出会い、「慶應に入れるかもしれない」と彼女に思わせることができたがゆえに、彼女は努力し、結果として本当にその夢を叶えられたのだと思うのです。

夢はその人に活力を与えるだけでなく、周りの人間にも活力を与える

まとめると、多くの日本人が「夢がない」と言っているのは、本当に“夢がない”わけではなく、“夢に至る道筋が全く立っていない、自分にはできない”と思っている可能性が高いのではないかということです。誰だって何かに憧れる気持ちは持っているはずで、その気持ちをどこかで諦めさせるようなことをしている可能性はあるのではないかと思うわけです。もちろん、どれだけの道筋を見せれば当人がやる気が出るかというのはその人それぞれだとは思いますが、結局はその道筋を見せていくことこそ、これからの教育に必要なことなのではないかと思います。

夢はその人に活力を与えるだけでなく、そのに向かって努力する姿を見せることは周りの人にも活力を与えます。そのような夢を持って生きていく人を日本に増やし、日本全体を活力ある状態にしていけたらと心から思います。

スポンサーリンク


関連記事

面接で求職者に求められていること

採用担当者の立場になって考えるとは lifehackerのブログで、“採用担当者が求職者に心得てい

記事を読む

no image

選ぶことが怖いと感じる方へ

“選択と集中”という言葉が好きだ。この言葉を知ったのはいつだろう?と考えると、前職に入るきっかけにな

記事を読む

メディアリテラシーの必要性を改めて

「報道ステーションはニュースじゃない、“ニュース・ショー”だ」。この話は先日公開された「激論!長谷川

記事を読む

no image

将来に不安があるのに行動できない理由

○鈴木敏文の「話し下手でも成功できる」著:勝見明 提言47:人は「してもらった満足

記事を読む

お金を払わずに自分の欲しいものを手にいれる方法

突然ですが、「あなたが今欲しいものは何ですか?」 ち ょ っ と 考 え て く

記事を読む

目標・目的達成に対して最大の障害とは

「海外と繋がるような仕事がしたい。」これが私が自分で起業した理由の一つです。今ようやくその芽が出よう

記事を読む

大阪市立中学校長の「女性は2人以上生むことが大切」発言について

大阪市立の中学校の校長先生の「女性は2人以上生むことが大切」発言が未だに波紋を呼んでいるようですね。

記事を読む

転職活動は在職中にこだわった方が良い理由

「仕事を辞めるのは、絶対に次(転職先)が決まってから」と言う方は多いと思います。実際にその通りだと思

記事を読む

no image

弱者が目的達成する方法

<決断とは「他の可能性を切り捨てる」こと> 決断することが感嘆で効果的なら、ナイキのコマーシャルの

記事を読む

仕事がつまらない理由

仕事はじめから1週間。昨日まで3連休と、今日会社に行くのが嫌だったという方は多かったかもしれません。

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  • profile1

    運営者:きよ

    本業:フリーの人事コンサルタント

    学生と社会人の座談会や、学生をアジアへスタディツアーで連れて行っています。

    東京在住。妻と娘2人の4人家族。

PAGE TOP ↑