ジェネラリストとスペシャリスト、どちらを目指すべき
2012年の8月に発売した“ドラクエ10”。それまではゲームを卒業していたのに、それでゲームに復帰してしまったキヨカワです…。初めてのオンラインゲームなので、最初は色々と戸惑うこともありましたが、オンラインゲームは通常のゲームと異なり、市場性のようなものがドラクエ内に出来るので、そういった意味でも非常に面白いです。今日はそんなドラクエから“スペシャリスト”と“ジェネラリスト”の市場性のようなものも見えてきたので、そんなことを今日は記事にしたいと思います。
スペシャリストとジェネラリスト、どちらを目指すべきか
“スペシャリスト”と“ジェネラリスト”、これらの差の確認は特に大丈夫でしょうか?念のために定義しておくと、“スペシャリスト”は一つの分野の専門家、そして、“ジェネラリスト”は幅広い分野を一通り知っているような存在、というような意味合いとします。キャリアを積んでいく上で、“スペシャリスト”を目指すべきか、“ジェネラリスト”を目指すべきか、というようなことが議論の的になったりすることがありますが、そういったところに対しての1つの答えを書いていければなと思っています。さて、早速本題に入っていきましょう。まず、最初に確認しておきたいのですが、皆さんはこの問題に対してどのように考えられますか?
ち
ょ
っ
と
考
え
て
み
て
く
だ
さ
い
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いかがでしょうか。僕の結論は後にして、ドラクエの話を先にしていこうと思います(笑)今回のドラクエは、最初に職業を選びます。武器を使った戦いの専門の“戦士”、格闘や爪などを使った戦いの専門の“武道家”、回復を担当する“僧侶”、攻撃魔法が得意な“魔法使い”、盗みを専門とする“盗賊”、それぞれの職業のバランスを取った“旅芸人”。これらの中からまずは一つ選び、冒険に出るわけです。冒険に出る上で4人まで1つのパーティに入ることができるのですが、他のオンラインでプレイしているプレイヤーと組む以外にも、AI(コンピューターで自動で動いてくれるキャラクター)でパーティを組むこともできます。ただ、AIはAIなので、臨機応変なプレイができないため、圧倒的に他のプレイヤーと組む方がストーリーを進めやすい、という事実があります。なので、いかに自分と“組みたい”と思ってくれるプレイヤーを増やすか、というところが非常に重要なポイントとなってくるわけです。
現時点で需要の高い職業を選ぶ
さて、そんな中でキヨカワがドラクエで実践したことを記載すると、①最初にまずは僧侶を選ぶ、②その僧侶を最も高いレベルまで上げる、③他の職業のレベルを上げるです。まず最初に僧侶を選んだのは、需要が高いという前情報があったからです。みんな“戦士”のような戦いを主体としたキャラを選ぶ傾向が強いので、そういったところを踏まえての判断です。(実際これは当たりました。まずそれだけでひっぱりだこです。)
この部分を現実に置き換えて考えると、現時点で需要のある職業に就くということは本当に重要だと思っています。もっと言えば、需要が伸び、足りていない職業と言った方が正しいでしょうか。供給側が不足していれば、自分にとって多少不相応なところにもチャレンジができ、場合によってはそれがチャンスになったりします。(ドラクエで言えば、自分が最弱なキャラでも、強いところに引っ張ってもらえたりします)成長市場で働く重要性という話を以前にもしたことはありますが、“職業”という意味でも同じことが言えるのだと思います。
選んだ職業で最高を目指す
さて、次に来ている、“僧侶”を最高レベルまで上げるという部分についてですが、これが今回のキーになると議題になる部分だと思います。(スペシャリストとジェネラリスト、どちらを選ぶべきか、という話です)結論から言うと、まずは“スペシャリスト”を選んでいる、ということが分かるのではないでしょうか。(世の中の需要のある職業を)突き詰められるだけ突き詰めていくというのが、キヨカワの答えです。
高いレベルの人と一緒にいることができる
こうすると何が良いか。オンラインゲームをしたことがある方はよく分かると思いますが、自分のレベル以上の人と一緒にいることは苦痛(足を引っ張っているように感じる)ので、必然的に自分と同じレベルにいる人とパーティを組むことになります。つまり、その分野で一流と言われるようになれば、関わっていく人も、他分野における一流の人になってくる、というわけです。すると、今まで見えてこなかったものがどんどん見えるようになります。
これからどうキャリアを積んでいけば良いのか(どんな市場ニーズがあるのか)等含めて、見えてくるようになるのです。その後、ドラクエで言えば、その市場ニーズの傾向通りに、他の職業のレベルを上げていくのですが、現実においても、今の専門分野と何を掛け合わせれば更なる市場価値が自分に付くのか、ということを考えていけると思います。そして、ドラクエでも現実でもそうなのですが、一つの分野を一旦極めると、他の分野の極め方も共通項があることに気付きます。つまり、全くの素人よりも早く、他の分野でも成長できる土台が出来るのです。(ドラクエで言えば、レベルの効率的な上げ方が分かる、というようなものでしょうか)
まとめ
まとめると、①需要のある職業を選び、②その分野でスペシャリストとなり、③付き合う人を一流にし、④彼らの情報を元に次の自分のなるべき姿を描いて行くというのが、大事なのではないかなと。もちろん、現実にはジョブローテーションというようなものもあるので、難しい部分があるのも分かりますし、これだけが唯一の解ではないと思います。ただ、これによって少なくとも“ドラクエ”という世界の中では当たりますし、現実にもそのようにしてキャリアを積んでいる方が成功しているのも相当数あるので、一つの解であることは間違いないかなと…すみません、ドラクエネタで(笑)
P.S.
スペシャリストを選んで怖いのは、「その分野が必要とされなくなった際、どうするのか」というところだと思います。やはりそこを回避するために、早い段階でトップまで登りつめ、付き合う人を変えていく、ということが大事なのだと思います。一流の人々はやはり先を見ています。もちろん、その先見性を身に付けられればいいのですが、その才能なのか、情熱なのかがない場合は難しい。だから、その能力を持っている人と付き合う、というのが重要なのではないかなと。そんなことを考えています。
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