多くの就活生が面接でやりがちな間違い
『今日はカレーが食べたいなぁ』そんなことをあなたが思ったとしましょう。『オーダー、カレー!』というビストロS○AP風な号令の下(笑)、一斉に作業が始まりました。制限時間いっぱいになり、出てきた作品をあなたは一つ一つ見て回ります。するとどうでしょう、カレーが調理されずに材料のままある作品や、調理が途中で終わっている作品、ひいてはカレーではない肉じゃがなど、テーマに関係のない作品ばかりが大半を占めています。そんな光景を見て、あなたはどう思いますか…?
材料だけ提示して、「あとはそちらで判断して」と言われているよう
少なくとも気分が良いものではないでしょう。(少なくともSM○Pがそんな仕打ちをしたのを見たことはありません)今、あなたの感じたことを、多くの人事担当者が学生さんに対して思っていることです。エントリーシートや面接といった自分のことを語る場面において、多くの学生さんがやっているのは、『私はこんな能力(材料)を持ってるんだけど、どう?』みたいな。
何のために企業が求める人物像を提示しているのか考えて欲しいのですが、それこそ上記で言う、『オーダー』に他ならないのです。もっと言うと、企業がなぜその『オーダー』を出すのかという背景をきちんと把握して作品を考えられれば、相手に感動してもらえる可能性は高くなります。そういったことを踏まえながら、自分という材料をいかに調理し、提示するか。そこが求められているのに、材料のまま『あとはそちらで判断して下さい』とされているかのように錯覚するものが多い。時間がないからついつい自己PRがコピペになっているそんな方。バレバレですよ。ちゃんと調理してくださいね。
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