キャリアプランの答え方は気をつけろ

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こんな風にキャリアプランを言っていませんか?

キャリアプランの作り方:

①現状を把握する
②5年後の理想の自分を考える
③目標達成のために必要なものを考える

(参照:キャリアプラン、考えていますか?転職活動での効果的なアピール方法

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「5年後、10年後、あなたはどのようになっていたいですか?」こんな質問を面接官からされた方もいるかもしれません。今回参照した記事のようなステップを踏み、具体的に考えてみる、というのも大事なことではありますが、そこで考えたことを率直に話す、ということは少し待った方が良いかもしれません。今日はそんなお話。

「変化の激しい時代なので、どこに行っても通用する、企業に依存しないような人材になりたいと考えています」この発言は、私キヨカワがサラリーマン時代に転職活動をしていた際に言っていた言葉です。結論から言えば、この発言通り?自分で起業して仕事をしているのが現在なのではあるのですが、こういったことを正直に面接官に言って良かったかと言うと、ちょっと考えモノであることは想像できますでしょうか。

その発言が相手にどう思われるかを考える

そう、「この人は辞める気なんだな」ということが匂う発言になるわけですね。誤解いただきたくないのは、この発言をしたら全ての企業から内定がもらいない、という話ではありません。考えなくてはならないのは、「この発言をして相手はどう思うだろう?」ということを考えた方が良い、ということです。実は、前職の会社は上記のような発言をしても全く問題ない会社でした。(「起業家輩出」なんていうことを一つの会社のミッションにしていましたから、そういったことを挙げている企業であれば比較的問題はないのかもしれません。)

これらを踏まえて考えると、キャリアプランにかかわらず、全ての発言に対して、「この発言をして相手はどう思うだろう?」と考える、もっと言えば、「相手はどんな価値観を持っているのだろう?」ということをしっかりと踏まえた上で発言していくことは非常に重要なことなのです。

相手に合わせることは嘘をつくことになるのか

こういう話をすると、「じゃあ、嘘を付けば良いのか?」という話になりやすいですが、違います。想像していただきたいのですが、あなたは普段の話し方で幼い子に話しますか?多くの場合、言葉を選んで話をするのではないかと思います。それと同じで、相手に合わせて、相手がどんなことを考えているか、それを踏まえてコミュニケーションを取るというのは普通ではないでしょうか。

大人は見た目ではどんなことを考えているか、どんな価値観を持っているか分かりません。そのためにも事前にできるだけ準備して、相手がどんな企業の人なのか、想像して、仮説を立てて面接に臨んでみてください。

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キヨカワ

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