社会に出て役に立つ海外インターン先

公開日: : 最終更新日:2015/12/16 4.グローバル人材になるために

Pocket

WedgeのインターネットサイトであるWedgeInfinityで、“タイで輝くイマドキ大学生”という記事が上がっています。記事を読んでいると、「これが本当にイマドキと定義して良いのか?」と思わず疑問を持ってしまうほど、どの学生さんも非常に良い経験をなさっています。日本からグローバルということを考える上では、アジアというのが一つのキーワードになることは間違いありません。

64013dd25a44c8f5a4f7a4817a250cc0_s

成長市場のビジネスの現場でその熱量を肌で感じられる

以前から“海外にはたくさんチャンスがある”というような話をしておりますが、その“チャンスがある”の根拠となっているのが、“人口増加による需要増”という側面になります。アジア各国見てみると分かりますが、どの国もほぼ例外なく人口が伸びており、これから経済発展していく余地のある国ばかりです。そういったところに自分自身の身を置くということは、チャンスの中に身を置くことと同義。ある意味日本は彼らの何年か先を行っているわけですから、タイムマシン経営的な商品やサービスを提供するだけでも上手くいく可能性は高いのです。

そのような熱量の高い各国で、インターンという形で現地のビジネスにしっかり関われる経験を学生時代からできるというのは、同記事内で語られているように、社会に出てから非常に役に立つ経験ばかりをしているように思えます。また、

アメリカ留学の人たちの第一目的は「英語力向上」が圧倒的です。(中略)やはりアジアと比べると、大学の授業がきついので、どうしても机に向かう時間が長くなります。結果的に課外活動に力を入れることは欧米留学組ではあまり現実的ではないみたいです。

という事実については見逃せません。もちろん、留学というのは“勉強”が目的で行くわけですから、学業をしっかりやるべきではあるとは思いますが、こと社会に出てから役に立つかどうかという側面に立てば、実際のビジネスの場、しかも成長市場におけるビジネスの場の経験ができることは何事にも変えがたい経験になることは間違いありません。

社会に出る準備期間としてのGAPイヤーの必要性

GAPイアーといって、一年間休んで何か好きなことをする、っていうのは他の国では何年も前からあり、当然のこととして受け入れられています。

日本の文系の大学生は割と3年生以上は時間を持て余して、ということになりがちな印象がありますが、きちんとこのGAPイヤーを使って社会に出るための準備をするという考え方は重要ではないかと感じます。知り合いにも国内ではありますが、一年留年して一年間地方に移住し、そこで生活するような経験をすることを選んだ学生さんがいます。やはりストレートで大学に進学し、社会との接点が少ない中で就職活動をしても、自分は何がしたいのか、どうなりたいのか、というようなことを具体的に想像することは難しいのだろうと思います。そのような中で、(遊ぶのではなく)GAPイヤーを有効に使うというのは非常に重要な考え方ではないでしょうか。

スティーブジョブス氏のドットの話ではないですが、何事も効率的に直線距離で進むことが必ずしも良い事ではないし、寄り道があるからこそ人生はより豊かなものになると強く思います。

スポンサーリンク


関連記事

勝てない相手に勝つ方法

そもそも戦略とは何か? 今日は“戦略”についてブログを書きたいと思います。そもそも“戦略”という言

記事を読む

海外で働くのに本当に英語は必須なのか?

「日本では当たり前だった『あうんの呼吸』が通じない。自分の中途半端な英語で、従業員と成長課題などを話

記事を読む

ダイバーシティ問題を解決する方法とその副作用

女性の社会進出をダイバーシティと呼んでいるきらいのある日本ですが、本来のダイバーシティの意味はもっと

記事を読む

自分と価値観が違う人とどう付き合うか

「“バーレーン”と“月”、どっちが大きい?」これは、嫁のお母さんが昔バーレーンに住んでいた時

記事を読む

今の時代に求められるリーダーシップの型

イエスは彼らを呼び寄せて言われた、「あなたがたの知っているとおり、異邦人の支配者と見られている人々は

記事を読む

グローバル人材=英語という安直さ

文科省が高校3年生を対象に英語力をテストし、“話す”“書く”“聞く”“読む”の4つの項目で9割~7割

記事を読む

専門性だけ、リーダーシップだけではダメ

○Works No.106 ■目指すはプロフェッショナルリーダー リーダーシップと専

記事を読む

一人で生きていける=自立は勘違い

“DIALOG IN THE DARK”というものをご存知でしょうか?こちらは原宿にある、あ

記事を読む

no image

組織の譲れない価値観の作り方

多様性のマネジメントは大変難しいもので、究極的には相容れない価値観もあります。だから私は、逆説的かも

記事を読む

企業でダイバーシティを受け入れる手段

ジェイソン:セールスフォースさんで言うと、多分そのままセールスクラウドを使う割合とかは、結構具体的な

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  • profile1

    運営者:きよ

    本業:フリーの人事コンサルタント

    学生と社会人の座談会や、学生をアジアへスタディツアーで連れて行っています。

    東京在住。妻と娘2人の4人家族。

PAGE TOP ↑